こちらのシリーズは、『だいすき、でも、ひみつ』も『だいすき、でも、ゆめみてる』も読みました。どれも突拍子もない発想のおはなしで、子どもたちと一緒に自分も楽しみました。また、それぞれ違う作家さんが絵を描いているというのも楽しいです。
こちらのおはなしでは、いろんなものの一方通行の片思いが語られています。ちょっぴり切ないけど、「そんなことあるよなぁ」と妙に納得してしまいました。「どっしりおおきいのにでしゃばりじゃないれいぞうこ」という言い回しが大好きです。
読み終わった後、一緒に読んだ子どもたちも、「私はおかしが好きだけど、でも、おかしははこが好きで・・・」などと、自分の周りの物を使って、自分なりにストーリーを考えていました。
市井さんのポップでおしゃれな絵も楽しかったです。