「ありがとう」って、すごく響きの素敵な言葉ですよね。私は、すごく大好きです。
主人公のにゃんたは、おばあちゃんにクッキーをもらっても「ありがとう」が言えず、(おもちゃがよかったなぁ)とふてくされています。まぁ、そんなのも子供らしくてかわいいんですけど。
でも、外で困っているうさぎちゃんを助け「ありがとう」と言われ、その言葉の素敵さに気づくのです。
私は、娘と相手していると、ついつい何かしたことに対して「ありがとうは?」と催促してしまいますが、子供はやっぱり自分で肌に感じて覚えていくんだよなぁと考えさせられてしまいました。
きっと、親が子供に「ありがとう」っていえば、なんだか素敵な気持ちになるなって気づくのかもしれません。そんな良さをこの本に感じました。