あぁ、これは、たまりませんね。
波にさらわれ、海の上に投げ出されてしまった くらのすけ。
くらげは、水の中でしか生きられない。
お母さんは、半狂乱でじぶんが助けに行くと…。
この時の、お母さんの気持ち、痛いほどわかります。
どうかどうか無事でいておくれ…と強く強く祈る想い…。
くらのすけだって、もちろん不安の中にいます。
けれど、おっかさんのいいつけを思い出し、じぶんで身を守ります。
思っているよりも子どもは冷静で、強いのかもしれないと思いました。
親というのは、子どもを「守る」だけではなく、「守る術を教える」ことも大切なんだなって感じました。
無事に帰ってこれて、本当に良かった。
お互いを想い合う母子の姿に、胸があつくなるお話でした。