落語になじみのない私達親子ですが,とっても楽しめました.「みかん・電気・水たまり」の3つのお題で,これだけお話が膨らむなんてすごいなあと思いました.
大島さんの描く海の中の様子が息子はとっても面白かったようで,「あっそば屋だ!」「だんごやさんもあるよ.」とうれしそうに教えてくれました.海の中は江戸時代の雰囲気なのに,海を出たら遠足のバスが走ってたりと現代の日本っぽくて,その時代のギャップが私は面白いと感じました.なんだか「うらしまたろう」を思い出してしまいました.
くらのすけをはじめ,出てくる海の生き物や人間達の表情が豊かでとっても素敵だなと思って読んでいたのですが,息子から「そういえば,くらげの顔ってここにあるの?」と思わぬ質問が.たしかにイカやタコには目や口があったけど,くらげってどうだったけな・・・?息子の素朴な疑問に答えられず,あとで一緒に調べようと言って納得してもらいました.