有名な絵本とは知らずに、初めて読みました。
ライオンのジオジオは年を取るとともに、誰かとゆっくり話がしたいと感じるようになります。
灰色の小鳥は、ジオジオの申し出を疑いもせず、ジオジオの冠の中で卵を産み、育てます。
ライオンと小鳥の関係です。
下手すると、小鳥は食べられてしまうかもしれないのに、ジオジオの言葉を信じて、自分の身と卵を委ねるというお話は意外でした。
最後、ジオジオの目がほとんど見えないと書かれているところに、ジオジオの死期が近づいているように感じましたが、ジオジオが心穏やかに過ごしている様子に、切なさを感じました。