本書は学習雑誌「小学1年生」に掲載されていた作品だそう。なので、短編モノがいくつか盛り込まれています。
そうとは知らず、何といってもあのクドカンこと宮藤官九郎氏が書いたものと言うふれこみについ手にした絵本。
HONDAの開発した人口知能、自律機械ASIMOをモジったダジャレ本と思いきや意外や意外に「ある晴れた日、おばあちゃんが81歳で亡くなった」と始まるが、エンジニアのパパが祖母型ロボットを作製してくれてからは、面白くて、現実っポイかと思ったり、そんなのありえない!と思ったり、ちょっと世の中を風刺していたり、昔話を思い出したり、ウイットに飛んで親子で楽しめるWASIMOに感服しました。いつかこんなロボットが各家庭に1台、いえいえ1人と一緒に暮らす日が来るかもなんて思ったりしました。