タイトルに魅かれて思わず手にとった(絵もなんだか可愛いし)。
あれは本当は○○かもしれない、、、。そんな想像を、子供の頃たくさんしたなぁ、と思い出した。グルグルグルグル考えて、面白くなったり不安になったりして、でも「ご飯よー!」とか呼ばれるとパーっと忘れてしまうという、、、笑
そんな楽しい思い出が蘇ってくる絵本。そしてそれじゃなくて、単純に、とっても面白い!!なんどもププッてなってしまった。特に「おじさんりんご」と「なにかのあいずなのかもしれない」説に噴き出した。最後のオチも好き。そしてカバーの折り返し部分のイラストも。りんごの次はそれか〜っ!と笑ってしまった。
子供も喜ぶと思うけど、大人が読んでも笑える、気付きとユーモアのある絵本だと思った。「考える」って、こんなに楽しいことなんだよなー。妄想というか発想というか、もっといっぱい楽しもうかな。通勤電車の中で、もしかしたらみんな人間の姿してるけど人間じゃないかもしれない、とか、あの傘はほんとは生きてるのかもしれない、とか。子供と、そうやって遊ぶのも楽しいかもな。子供の発想ってすごいから(それこそ、この絵本の少年みたいに)。あー、でもこの遊び、永遠に続きそう。笑
あと、りんご好きのうちの一歳児は、いたるところにあるりんごを探しては喜んでいた。そういう楽しみ方も、ありかもしれない。笑