いやぁ〜、攻められる攻められる。
まいりましたぁ〜。
ある日学校から帰って来た男の子が、ダイニングテーブルの上の一個のりんごを見つけて、これは りんごじゃないのかもしれない。”と思ったところから、男の子の限りない連想が始まります。
これだけ……かもしれない”が続くと「お見事〜!」を通り越して、攻められているような息苦しささえ感じました(笑)。
りんごの中が、メカでぎっしりなのかもというページでは、その緻密な描写にドッキリ!
宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれないのページでは、大笑い。
ここに来るまでいろんな場所で、いろんなものを見てきたのかもしれないの見開きでは、「確かに〜なんて惹きこまれちゃって〜。
ぼく以外は、みんなりんごなのかもしれないの見開きは、ちょっと怖くなりました。
読み終えた時には、おなか一杯の気分でした。
ん〜〜〜、読むなら高学年からかしら?