草むらの小さな家に、かたつむりぼうやとかめばあちゃんは住んでいます。
早起きのかたつむりぼうやに起こされて、かめばあちゃんはご飯を用意します。
食べ終わって洗濯物を干したら、まつぼっくり公園へ出発です。
かたつむりぼうやとかめばあちゃんは、いったいどういう関係なんでしょう?
かたつむりとかめですから、血縁ではありません。
では、どうやって出会って、どうやって一緒に住むことになったのでしょう?
その謎は解けないまま話は進み、どこまでものどかです。
最後のページに至る頃には、謎のことなんて、どうでもよくなっています。
どこまでものどかで、ゆっくりした絵本です。