いじわるな黒犬、アイザック。
みんなに意地悪するから、だれもそばには近寄らず、アパートにひとりぽっちで暮らしています。
そこに引っ越してきた、ワニのオーリー。アイザックはオーリーを追い出しにかかりますが…。
白黒をベースに、ところどころ、青や赤の色が入る絵が素敵です。特に、アイザックの気持ちが変化するところの描写がいいなぁと思いました。
最後のページで、これがはじめの一歩なのかな?
アイザックの世界がどんどん広がっていくといいな、と願いながら本を閉じました。
ココロがトゲトゲしている時に共感してくれる、一冊だと思いました。