「ブルトン」大好きな次女が喜ぶかな〜?と、借りてきました。
ヘリオさんという名前にも、なんか、惹かれましたし・・・(笑)。
プププ。フルネームは「ハラ・ヘリオ」さんというんですって!
いつもお腹をすかしてる、貧乏な絵かきさんという設定です。
(たかどのほうこさんの「ケチルさん」といい勝負ですね?!)
ヘリオさんたら、パンを買いに行ったのに、へんてこななべの絵を買ってしまいました。
ああ、画家って、けっこうそんなとこあるかも〜?!と妙に納得しちゃいました。(亡き父も画家でしたから、思い当たる節がありますよ〜!)
さて、その絵には、変なお札がついていて、「けっして落書きするべからず」と書かれてましたが・・・???
するなと言われるとしてしまう、人間の弱〜い心理!
予想通りの行動をするヘリオさんに、私も次女も、ハラハラドキドキしちゃいました。
さすが絵かきさんならではの方法(「はろるどのふしぎなぼうけん」に、ちょっと似ています!)で、何とかピンチを脱しますが・・・本当に不思議な展開。
消えたおなべは、ちゃっかり、よそのおば(あ)さんが使ってるみたいだし・・・???
無事に帰れたのだから、ハッピーエンドなのだろうけど、あのおいしそうなシチューを一口も食べれなかったヘリオさんが、ちょっと気の毒です。
でも、実際、何もかもすっきり解決する世の中ではないので、こういうのもありかな?と、思っちゃいました。
小学生くらい〜大人まで楽しめる、ちょっとしたミステリーですよ♪