ネズミくんが、拾った「ひみつ」を土の中に埋めちゃうお話です。
次々お友達が来てネズミくんの隠したものを聞きますが、「それはひみつ」としか言わないネズミくん。
そのうちその「ひみつ」がだんだん大きくなって…。
最後のひみつがバレちゃうページは、思わずにっこりしてしまうほどかわいくて、温かい気持ちになります。
子供たちも最後のページが大好きで、「みんな1つずつあってよかったね〜」と言っていました。
子供にとっては、「ひみつ」というのはなかなかずっと黙っていられるものではありませんが、このネズミくんはちゃんと「ひみつ」を隠して、しかも黙っておいたのに、勝手に「ひみつ」がどんどん大きくなってしまう…、そのギャップがとても面白かったです。
カラフルでシンプルで、子供にも分かりやすい絵本です。