何しろ、タイトルが印象的です。
この作品の内容の面白さは他のナビの皆さんが触れてくれているので、この作品がちょっと気になるという人は、皆さんの感想を読んでみるのをおススメします。
挿し絵は佐藤真紀子さんでした。
ご存知の方は「あっ!」って、思いますよね。
児童書の中でも有名な『バッテリー〈あさのあつこ:作)』の挿し絵を描かれていた方です。
特に主人公の哲哉が描いた“かあちゃん”の似顔絵(表紙のページ)はすごくインパクトがありました。
哲哉が小学校4年生なので、この作品は中学年くらいから高学年くらいのお子さんたちに特におススメしたいです。
でも、中学生や高校生が読んでも面白いと思いますよ。
少し昔の児童書に比べると、1ページが12行と全体的に文字やスペースが多く、文字離れしている子どもたちには読みやすいくらいの長さの物語だと思います。
個人的に一番気に入ったところは、一番最後のページ。
そして、最後のページをめくったところで、のけぞった。
見なれた文字で一行追加されている。
警告 危険物につき取扱注意
この終わり方、好きです!!
最後まで楽しく読めます。