ヨランテは亀のクリズラと大の仲良し。
その仲良し具合がやさしくいとおしい。
それだけでも、なんだか心あたたまります。
(なんだかすでに映画みたいな感じです)
でも、ある日とつぜん、クリズラがいなくなる。
みんながその理由をおしえてくれるのだけど、その意味がヨランテにはわかりません。
大人になった私にも、いまだにはっきりとはわかりません。
子どもにもはっきりとはわからないかもしれないけど、
何回か読んだあとにはなんだかあったかい気持ちで受け入れられるのだと思います。
思ったよりも深いい絵本でした。