ジェフィから仮装パーティーに誘われた子供たち。いつもの自分のイメージ通りのものになるか、それともまったく正反対のものに仮装するか、子供たちはあれこれと思案します。
そしてパーティー当日。仮装の結果は予想通り?それとも‥?
結果は裏の裏をついたものになっていて、そこに作者からのメッセージがこめられています。
誰が何に仮装したのか、一度読んだだけではちょっと難しいかも。私も初めて読んだ時はちょっと違う捉え方をしてしまいました。「誰が何?」という点が気になりすぎて、絵本の世界にスムーズに入れなかったようにも思います。
仮装パーティー、という着想はとても面白いと思うのですが、仮装前と仮装後の姿を結びつけるようなヒントが絵の中にあったら、より小さい子供でも楽しめたかな、と思いました。