ニューイングランドの小さな村に、ホイッティカーさんの小さな家がありました。この小さな家の小さな屋根裏におばけのジョージーが住んでいました。夜になって、ジョージーの動きで、色々な合図になるのですが、それができなくなってしまうできごとが起こったのです。
ひとつの家にひとりいるおばけは、その家の守り神のようなものでしょうか。ジョージーの様子を見ていると、とっても可愛らしい怖くないおばけです。一色だけで描かれたシンプルな絵ですが、細かいところまでしっかり描かれていて、それぞれの場所の雰囲気が充分に伝わってきました。こんなおばけだったら、いっしょに住んでもいいような気がします。