黒をベースにした絵本なので、その他の色がとても映えます。しろいさかながお母さんを探して、いろいろな生き物に出会います。出会う度に「あなたはぼくのおかあさん?」って聞くけれど、その返事は期待はずれ。しろいさかなは悲しくなってきます。でもやっと・・お母さんに出会った時のしろいさかなの表情はなんとも言えません。読んでるほうも「あ〜お母さんに会えてよかったぁ」って一安心してしまいます。登場してくる生き物も切り絵っぽくて温かみを感じるし、優しい表情がかわいらしいです。子供は親子で出てくるページを見ると「あ〜ママと一緒の色だぁ。きれぇ。虹色だね」って色とりどりのさかなの背中を、目を輝かせて見ています。