3人の子供たちが通ったのはどんぐり保育園。「名前が一緒だ〜」と喜んで読みました。
何度も読んだのでぼろぼろに。
お母さんと離れられなくて玄関で泣くどんぐりちゃん、給食をこぼしちゃうどんぐりちゃん、公園で帽子が転がっておいかけるどんぐりちゃん・・・。たくさんのどんぐりちゃんが出てきて、「お兄ちゃんと似てる!」とか「○○ちゃんにそっくり〜。」など言って個性豊かなどんぐりちゃんに魅了され、じっくり見入って、なかなかページが進まないこともありました。
保育園での一日の様子を展開させながらお祭りの準備を通して成長していくどんぐりちゃんたち。そして雨が降ってしまったお祭りを楽しいものにさせた先生たち。保育園の日常を通して何かを成し遂げる達成感を読み手にも聞き手にも感じさせる、温かいながらもパワーのある一冊です。一家に一冊、そして保育園にも一冊あるとうれしい本です。