自分の中にあるけれど、実はよく分からない「こころ」。
その「こころ」の色んな不思議について書かれている本です。
絵本と違ってページ数も多いのですが、挿絵が可愛らしく、色んな気持ちをキャラクター化してあったりして、とても読みやすいです。
文章も一方的な押し付けではなく、多角的に、そして優しく諭すような文章で書かれてあるので、心にスッと入ってきます。
「ねぇ、どうして?」「これはどういう意味?」「どうしてダメなの?」・・・日々、子どもの様々な「なぜ?どうして?」と向き合います。
そんな時、立派な答えが出来ればいいですが、大人の私でも「そういえばどうしてだろう?」と思うことも多々あります。
そんな時、この本があれば心強い味方になってくれること間違いなし!
勿論、子ども自身が何か悩み事があったりした時にも、この本が一つの指針をくれることでしょう。
本棚に、リビングに、是非1冊置いておきたい本ですね。
読み終えて、感謝の気持ちが至るところに現れている本だと感じました。
自分の心がよく分かるようになれば、自然と人の気持ちにも気付けるようになります。
1人1人が強くて優しい、光かがやく心になれますように。