仲良しペンギンのペンちゃんとギンちゃんがさかな釣りに出かけます。
つれた・・と思ったら惜しいところで逃げられてしまいます。
逃がした魚は大きいとはよくいったもので。
「大きかったのになぁ」
「ちがうよ、小さかったよ」
と意地の張り合いをしてしまう2人。よくありますよね、こういうケンカ。
でもこの2人の想像力は、一味違います!
自分が逃がした魚について、ものすごいお魚達を想像しちゃうのです。
4歳の息子も、ページをめくるたびに大笑いでした。
そして最後には本当に大きな魚がかかってしまい・・・。
ラスト、負け惜しみを言いながら歩いていく2人に、くすっと笑ってしまいます。
宮西達也さんの本なので期待して手に取ったのですが、期待にたがわず面白く楽しめました。