図書館で見つけ
なにげなく借りてきました。
マンガのような楽しさで
1日1話で31日分のお話がのっています。
雑誌「たのしい幼稚園」で連載されていたものの
集大成だったんですね。
以前 孫が幼稚園に入園する前に
ようちえんの絵本を探したことがあって
「うわさのようちえん あきばこのうわさ」というのを
図書館で立ち読みしたことがありました。
大人の「おばあさん」の立場の私は、
その絵本は個性的なキャラクターの絵で
おもしろさがピン!とこなかったのです。
今回こちらの1冊は
ひとりで いっきに読んでしまいました。
個性的なキャラクターの園児たちは、
どうして友達なんだろうと思える見た目なんですが、
それは子供の個性を表しているのだと気がつきました。
子どもの毎日、日々の出来事の中で
ほんのちいさなことも 見逃さず
毎回最後に
みどりせんせいは いつもいいます。
「〜いい こ。」という言葉で
こどもたちの長所をほめてくれます。
それは大人から見たら
ほんの小さなことだったりするのですが
言ってもらった子供たちは
とても安らぐし、
大人を信頼して成長していく言葉だと思います。
もう子育てを終えた私ですが、
しつけ、注意する、つい怒って大きな声を出してしまうという
場面が子育て中には よくあります。
子どものためを思って、
よりよい教育をと願う親心もあると思います。
でも
大切なのは
日々の子供たちの様子、成長を見守り、
この みどりせんせいの
ひとことの積み重ねなんじゃないかなぁ。。と
あらためて思いました。
「あきばこのうわさ」も
もう1度 読み直してみたいです。