芸術の秋ですね。
お腹の中にいた頃からクラシックと、ミシンの音を聞いて育った我が子。
音楽は生まれた時から大好きでした。
でも、クラッシックコンサートには、世間のマナーというか、連れて行けませんでした。家でCDは、良く流してました。
言葉が出始めた頃、この絵本を初めて読みました。
音が出るものだという認識が、幼いながらあったようです。
3歳の頃、再度読みましたら、「ヴァイロリンを習いたい。」と言いだし、先生をさがしたら、ちょっと遠かったので、「ヴァイオリンも楽しいけれど、ピアノも楽しいよ。」「いや、ぼくヴァイロリンがいい!」と譲らず困らせられました。「じゃあ、ピアノが上手になったら、バイオリンも習いにいきましょう。」と言いくるめ、一件落着。ピアノは、まだ続けています。
それぞれの楽器の音の表現が、楽しいんです。
それを奏でる人たちの正装姿もかっこよく、音に合わせた様子も楽しい。
10の楽器を紹介し、オーケストラの演奏で完結。
各ページ、ねずみくん、ねこくん、犬くんが音に合わせるように駆け回り、これもまた楽しい。
ちょっと、『許してもらえるかも…』と思って、冷や汗ものでジュニアコンサートに連れて行きましたら、ラデツキー行進曲で、一人盛り上がり、立って手拍子を打っていました。
音楽の好きなお子さんに読んでみてください。
ステージ発表のものって、幕が上がる前の、何ともいえないストレスというか、緊張が発表者側は、たまらないんですよね。思い出しちゃいます。