かなり年季の入った絵本です。
最初に出たのは1964年らしいです。
瀬川康男さんの、ちょっとまぬけなたぬきたちがなんとも言えず可愛かったです。
昔話っぽい創作です。
全体が黒っぽい絵柄なので、遠目はききません。話は単純で小さな子でもわかると思いますが、お話会とかで読むには、少々聞き手が見づらいかもしれません。
話自体は楽しいものですが、「ばけくらべ」なので、たぬきときつねの「化かし合い」最後にキツネが泣きながら帰っていくので、このラストを面白い。と思うか、かわいそう。と思うかで、好き嫌いが出そうな作品です。