この本は、私も大好きです。
ラストシ−ンは深く感動し、「しあわせに生きるって、自分を好きだと思えること、そして自分以上に大切な人がいること。しあわせに死ぬということは・・・?」と、物思いにふけっちゃいます。
哲学する絵本なんていうと、難しく感じるかもしれないけど、子供でも充分何かを感じ取ることができる、すばらしい絵本だと思います。
最初はちょっと生意気に感じるねこの表情や台詞も、いつの間にか好きになってしまう、佐野洋子さん独特の魅力がたっぷりの絵本です。幼児から大人まで、幅広くおすすめしま〜す。