子供って時に想像力豊かに「何か」になりきりますよね。そんな子供の姿を描いている作品です。もう大人になってしまった私にとっては小さい頃の、どこか懐かしいような、くすぐったいような気持ちを思い出させてくれるような・・。
「かいじゅうたちのいるところ」のセンダックの挿し絵で、こどもたちの真剣な表情や楽しそうな顔が生き生きと描かれています。
ストーリーはロージーちゃんのうちの玄関にふだがかかっているところから始まります。「ひみつをおしえてほしい人はこのとを三どたたくこと」・・・ロージーちゃんはアリンダという美人の歌手になっています。ファンタジーと現実の世界を行き来しているこどもたちが本当に生き生きと描かれていて愛おしい。
しかし私に比べて5歳の息子は思ったほど気に入った様子ではありませんでした(^_^;)。