とても内容の深い・濃い絵本だなと思います。あとがきに書かれていたけど、移民や難民をめぐる社会問題がテーマになっているんですね。なるほど、納得でした。
青いかいじゅうと赤いかいじゅうが住んでいる島にやってきた、黄色いかいじゅう。
腰の低い態度も、片言の言葉もなんだか可愛らしいんだけど、先住民の青いかいじゅうと赤いかいじゅうは、黄色いかいじゅうをよそ者扱いします。
いったいどうなっていくんだろう?まったく先が読めませんでした。
終わり方は・・・一瞬親子で「???」
このあとどうなったんだろうね、と親子で話し合いになりました。きっときっと、仲良くなったんだと信じたいですね。