うさぎの子バニーは「いい子ってどんな子?」とお母さんに尋ねます。
「泣かない子?」「強い子?」「怒りんぼはだめだよね」などなど。
そして最後の質問は
「じゃあお母さんは僕がどんな子だったら一番うれしい?」です。
それに対して、バニーのお母さんは
「バニーはバニーらしくしてくれるのが一番よ。
だってお母さんは今のバニーが大好きなんですもの。」
と答えます。
子どもに色々なことを望む前にその子の全てを受け入れ愛する。
それが母の愛なんですよね。
また子ども達もお母さんのことが大好きだからどうやったらお母さんに愛されるだろう・・
小さな胸の中で一生懸命考えているんですね。
赤ちゃんが生まれたらお母さんに、お話が聞けるようになったら子ども達に読んで欲しい一冊です。