二人で歩いている時、主人公のバニーぼうやが聞きます。
「ねえ、おかあさん、いいこって どんなこ?」
それから、次々に質問します。
ぜったい なかないこ?
なんにも こわがらない つよいこ?
その次は、きらいな子のこと。
おこりんぼ?
ばかなことばっかり しているこ?
お母さんは答えます。
バニーは おかあさんの たからもの。
バニーは いまのまんまで いいの。
おかあさんは いまのバニーが だいすき。
こんなことを言ってもらえるバニーは、なんて幸せな子どもでしょう!
この言葉があれば、これからの人生がどんなものであろうとも、前を向いて生きていけるでしょう!
全ての年代の方に読んでもらいたい、とても素敵な絵本です。