妊娠中に、本屋さんで見つけました。
軽い気持ちで立ち読みしたところ、本屋さんで一人で号泣してしまいました。
だって、あまりにも感動的すぎて。
今、私のお腹にいる赤ちゃんが、
この絵本にあるように、私と夫を両親として選んで生まれてきてくれるのだと思ったら、
感謝とか喜びとかいろんな感情があふれ出して・・・
片手でお腹をなでながら、この絵本を買って帰りました。
自ら望んだ妊娠で、夫も喜んでいる・・・紛れもない幸せ。
それでも、自分の中から、自分以外の命が生まれてくるということに、不安を覚えない母親はいないでしょう。
本当に私でいいの? 私が母親になれるの?
その不安に、この本はこう答えます。
「わたしがあなたを選びました」
お腹の赤ちゃんが、健康に生まれてきてくれるだろうか・・・
その不安にも、
「私のすべては、あなたたちと神様からのおくりもの。
きっとこんなわたしが、いちばん愛されると信じたから」
・・・これを読んで、私は、たとえば障害のある子が生まれたり、
私が期待するような、体の大きさや性格や能力ではない子が生まれたとしても、すべてを受け入れよう、私なら受け入れられる・・・と思いました。
(結果的には、息子はいたって元気でしたが、そういう不安って妊娠中誰しも持つものだと思うのです)
そうしてお腹の中にいるときから、
話しかけられ、絵本を読み聞かせられて育ってきた息子も、
いまや1才11ヶ月。
もうすぐ2才です。
私は、奥さんが妊娠した会社の上司とか、周りの妊婦のお友達に、この絵本をプレゼントしています。
みんな感動して、「いい本だった!ありがとう」って言っていますよ。