デザイン研究所を主宰する作者だけに、奥が深い色彩学習絵本となっています。
青、赤、黄色が登場、そこへへびがやってきて、二色ずつ食べていって、
緑、紫、橙が出てくる、という趣向。
色彩的にはかなり本格的な発色のようですね。
中盤で黒を食べて具合が悪くなったへび。
6つの色が悲しみの雨を降らすのですね。
その造形がなんとも鮮やかです。
なるほど、雨の後は虹ですね。
でも、虹なのに6色?と疑問に感じ、いろいろ調べてしまいました。
実は7色と確定ではないようですね。
奥深い色の世界、小さい子からでも楽しめそうですね。