なんとなく気になっていた本、なんとなく借りて、返却の一日前になっても持ってきてくれない娘に「きっとおもしろいから読もう!」と半ば強引に読んだところ、本当になんておもしろいの!
興味なさげ〜だった娘もすっかりポッ・ストン!と堕ちました。
お話ももちろんかわいくて、なんとしても届けてあげようというポストがかわいくて切なくて仕方ないのですが、そのポストの背を押してくれる者たち、「こんな手紙いらんわ〜」と笑っちゃったラスト。
なかなかに作者の愛情を感じる一冊でしたよ。
ポストの擬人化じたいユーモラスなのですが、背中を押してくれた者は最初私もわかりませんでした。
私はページを読み込んでいて気付きましたが、娘には当然わかりません。
が、ある日、車に乗っていて突然「あぁぁっ!!!」
生活にまで持ち込んで楽しめるお話でした。
裏表紙の余韻も楽しめましたよ。