普通に大人が読んでも楽しかったです。
子どもたちがよく目にする、比較的好物と思われるいくつかの食べ物が紹介され、それらがどんな食材を使って作られているか、ワクワクする描き方で魅せてくれていました。
それぞれの食材の紹介はどれも面白かったのですが、おにぎりののりと餃子のひき肉のところは色合いが妙にリアルでびっくりしました。
一番最後の問いかけの答えは、作り手が「大人」であり、「親」であるからこそ出てくる言葉だろうな〜と思いました。
この終わり方が子どもたちにとって良いかどうかは、何回か幼児向けのおはなし会で使ってみないと反応が分かりませんが、読み手の親の一人としてはほっこりするラストでした。