1回目=何度これは?という印象でした。
話がよくつかめなくて、2回目=ストーリーは頭に入ってきたけど、この「カガカガ」って、結局なに?って感じ。
3回目=読み終わってから、折り込み付録の作者の言葉を読んで、やっと話がのみ込めてきました。
アメリカ・インデアンの神話をもとにした創作だったんですね。なるほど。
読めば読むほど味が出て、面白いけど、あまり小さなお子さんに読んであげても、ちんぷんかんぷんで、面白くないかも。
小学校の高学年以上のお子さんにお薦めします。
真っ赤な三角の体に変な模様、箱に入れて持ち運ばないといけないほど長いおへそ、それから長い尻の穴って、しっぽのことでしょうか?
などを持っているカガカガは、神様のおつかいだそうです。
イラストを担当した斉藤隆夫さんの想像力に感服します。