アラン・メッツさんの「はなくそ」という名作がありますが、こちらは、東洋を代表するはなくそ作品″になるかと思います(笑)。
最後まで口をアングリ開け、事の顛末が気になって、一気に読みました。
そして、大爆笑です!
無くて七癖有って四十八癖といいますが、森にすむゴリラのモジャキにも夜楽しみがありました。
はなくそを丸めてこっそり食べる事です。
それを、フクロウのロニンに目撃されていたことを知り、口から出たでまかせは、「あたまの よくなる くすりを のんでいた」というもの。
ロニンに大切なものと交換してくれとせがまれて、薬(?)を渡すモジャキ。
でも、「このことは ぜったい だれにも いわないでね」って、モジャキが頼んでも、・・・・・・。
この後の、収拾がつかなくなってしまったモジャキの慌てようが愉快です。
そして、心を病んで寝込んでしまったモジャキにみんなは、大切にしまっておいたあの薬を持ち寄って、・・・・・・。
笑いました笑いました、大爆笑です。
薬が嘘だと知った時の、みんなのあの表情。
そして、顔色が変わるモジャキ。
彼に感情移入し過ぎて、大人は、ウェ〜〜〜ってなるかもしれませんが、子どもさんにはうけそうですよ。
最後は、も〜〜〜、モジャキ、いけない子!
小学校低学年〜中学年のお話会で読んでみます。