『おべんとどうぞ』が面白かったので、こちらも読んでみました。
お弁当箱の「おべんとくん」が主人公です。
陽気に誘われて野原に出かけたおべんとくん。
ところが、ふたを開けると、梅干しだけ。
どうやら、中身が間に合わなかったようで、後から追いかけてくるのです。
ちょっと意外な展開ですが、その様子が面白いですね。
おにぎり、ウインナー、たまごがそれぞれ三種、面白い造形で走って登場、
仕掛け仕立てのお弁当に収まる趣向。
オチもちゃんとありますね。
ただ、小さい子にはちょっと中身の識別が難しいかもしれません。
幼稚園児くらいから楽しめると思います。