童謡のみならず、哲学的な多くの詩をのこした詩人まど・みちおの没後10年を期して、 「まど・みちおの絵本」シリーズの、スペシャルトークイベントを開催いたします。
まど・みちおの1編の詩をどのように絵本にするのか……。
絵本が生まれるまでについて、4人の画家とシリーズ編集者が語ります。
登壇者は、ささめやゆき・nakaban・あずみ虫・きたむらさとし、そして編集の松田素子。画家が一堂に会する稀なる会となります。是非ご参加ください。
●【2/ 8 (土)】「ぞうさん」の詩人:まど・みちお 没後10年記念 「まど・みちおの絵本」(理論社)シリーズ・スペシャルトークイベント
日程:2025年2月8日(土)
時間:18:00〜19:30
開場 17:30〜
料金:1,650円(税込)
定員:100名
会場:青山ブックセンター本店 大教室
https://aoyamabc.jp/pages/store-info
詳細・お申込みはこちら
https://aoyamabc.jp/collections/event/products/2-8-michiomado-specaltalk
◆書籍情報
『くうき』ささめやゆき
空気は、あらゆる生き物の中を出入りしながら地球をめぐっている。世界中の、あらゆるものをつないで流れていく「くうき」。……すべてのつながりを謳う詩が清々しい1冊の絵本になりました。
『水は うたいます』nakaban
ひとしずくの水は、まるで透明な音符。それは集まり流れ、天にのぼり地に降って、歌いながら世界をめぐる。――詩人まど・みちおは、すぐそばにあるなんでもないことに奇跡を見出しつづけ詩に結晶していった。澄みわたる絵本のシンフォニー。
『よかったなあ』あずみ虫
葉っぱや、花、草や木や動物たち。そこに「ある」ことや、そこに「いる」のがあたりまえだと 思っている……そんなものたち。――それらすべてに「よかったなあ」という言葉をなげかける詩人まど・みちお。あずみ虫の絵が、その言葉のひとつひとつと響き合う。
『ぼくが ここに』きたむらさとし
なにかがそこに「いる」。なにかがそこに「ある」。ただそれだけのことが、どんなにかけがえのないことなのか……。まど・みちおの代表作であるこの詩に向き合うことは、まるで「大きな謎解きのようだった」と画家は語る。とてつもなく大きな、宇宙的なものに守られている……そんな安心感につつまれる絵本。
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