このプロジェクトは、SL復活を機に、SLを知らない世代にSLのことをもっとちゃんと知ってもらいたい、それから、JR釜石線を中心とした東北エリアでSLが復活したことを絵本に残して、次の世代、その次の世代の記憶に刻んでいきたい、そんな気持ちで進めています。
この絵本の総合プロデュース・制作を行うのは、「森のイスくん」「おこだでませんように」など、絵本ナビでも人気の絵本作家石井聖岳さん。 えほんストーリーのアイデアは、みなさんから一般公募し、夏休みにはワークショップを開催して、絵本の一部の作画をご協力いただいています。
完成した絵本は、岩手県の図書館、保育園、幼稚園へ寄贈する他、SLを乗車いただく方にプレゼントする予定です。
ストーリーのアイデア募集から始まった、「みんなでつくる!SLえほん制作プロジェクト」。大賞の決定、ワークショップを経て、ついに石井聖岳さんの制作が完了しました!
絵本の内容は、こちらからご覧頂けます!
絵本ナビの人気コーナー、「制作日記」にてJR東日本、みんなでつくる!SLえほん制作プロジェクトの進行状況をレポートしていきます!
SLえほんストーリーのアイデアをみなさんから募集します!
大賞に選ばれたストーリーのアイデアは、石井聖岳さんが制作する絵本の原案になります。
JR東日本では、東北地方にご旅行される多くのお客さまにSLの旅を体験していただくことで、観光面からの復興支援および地域の活性化を目的として、C58 239を復元し、2014年4月以降にJR釜石線、花巻ー釜石間を中心とした東北エリアで運行する予定です。
牽引する旅客車については、釜石線沿線を舞台に描かれた宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を代表的なテーマとして列車全体をプロデュースしており、宮沢賢治の世界観や空気感、生きた時代を共有する事で東北の「文化・自然・風景」を感じていただける車内空間とする予定です。
SLをテーマにした絵本からSLのことを学んでみよう。SLが運行する釜石線が走っている岩手県のこと、東北のことが分かるともっと身近に感じるよ。