今日「ただしくん」は待ち合わせ。 やくそくの相手は「ねぼすけさん」。 あれあれ? あらわれた「ねぼすけさん」、頭にまくらがついていますよ。 ふたりは「はちのこしょうてんがい」に並んだとけいやさんへ。今日は「ねぼすけさん」とめざましどけいを買いに行くのです。
つぎつぎに登場するのは、個性豊かな子どもたち。 「みつごさん」に「しっかりさん」、「ねぼすけさん」に「こわがりさん」に「くいしんぼうさん」。 「ねぼすけさん」はどこでも構わずすぐに寝てしまうし、「こわがりさん」は大きな音に驚いてすっ飛んでいってしまうし、「くいしんぼうさん」はパンを食べながらなぜか壁に挟まっていて……。
どこか懐かしいような雰囲気のほっこりとした絵の中に不思議が溶け込んでいて、ちょっとおかしなことが起きていても、「はちのこしょうてんがい」ではなんだか当たり前の光景のように思えてきます。
そしてお話から分かる不思議だけでなく、絵をよ〜く見てみると、他にもいろいろ不思議が見つかるでしょう。あれ、なんかへんかも? という不思議をいろいろ見つけてみませんか。
子どもも大人も動物たちも思い思いに自由に過ごしている「はちのこしょうてんがい」、行ってみたいなと思ったら、いつでも絵本のページを開いてみてくださいね。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
ここはふしぎがいっぱいの「はちのこしょうてんがい」。 ただしくんは、ねぼすけさんと待ち合わせ。一緒に目覚まし時計を買いに行きます。 みつごさん、しっかりさん、こわがりさんなどなど、たくさんの子どもたちが集まり、にぎやかになった商店街。
時計屋さんで眠ってしまった ねぼすけさん パンをもぐもぐ食べながらなぜか壁に挟まっている くいしんぼうさん めざまし時計の音に驚いてすっとんでいった こわがりさん クスクス笑いが止まらない みつごさん
個性豊かな子どもたちに巻き起こる、ふしぎで楽しい出来事とは・・・?
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