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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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6歳

24789件見つかりました

★4  雰囲気は伝わった! 投稿日:2009/12/15
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
よーいどん!
よーいどん! 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
ここのところ続けて読んでいる「ピーマン村の絵本たち」。今回の反応はどうかな?と、楽しみにページを開きかけると、いきなり娘からの質問。「よーいどんってなあに?」・・・そうかあ、アメリカ生まれの娘には、そこから説明しなくちゃいけなかったか・・・。こちらでは運動会なんてないものね。

 でも、運動会の「雰囲気」は、ちゃーんと伝わったみたいですよ! 娘は、「白組」の応援団に回っていました。白組さんのメンバーの「ゆうれい」と「バレリーナ」が気に入ったようです。
 日本の子どもたちなら、秋の運動会の前に読んであげると、盛り上がりそうな1冊ですね。私も「借り物競争」など、子どもの頃の運動会を懐かしく思い出しました。
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★5  ねむい〜 投稿日:2009/12/20
リーパンダさん 30代・ママ・宮崎県  男の子8歳、女の子6歳
999ひきのきょうだいのはるですよ
999ひきのきょうだいのはるですよ 作: 木村 研
絵: 村上 康成

出版社: ひさかたチャイルド
999匹シリーズの3作目。
春になって冬眠から目覚めたカエルたち。
でも1匹見つからず、お母さんが大きなお兄ちゃんカエルをおこしにいきます。
その後お兄ちゃんたちはいろんな生き物を起こしにいくお話でした。

春って眠いんですよね。
でもワクワクするから暖かくなったらおきて楽しみたい。
みんな同じです。

木村さんと村上さんがそんな春の一日を
穏やかに見せてくれて、
我が家の「春に読みたい本」に仲間入りしました。
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★5  最後は希望がもてました 投稿日:2009/12/18
けいご!さん 30代・ママ・福岡県  女の子10歳、男の子6歳
ちいさな1
ちいさな1 作: アン・ランド ポール・ランド
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ほるぷ出版
1という数字にもつイメージは、1番!っていう、輝かしい感じだったんですが、ここで出てくる1は、ひとりぼっちの1なんですね。
1をひとりの人間とおきかえて考えていくと、話の内容は、心痛めるものです。1自身が自分のことを好きになれていないようすで、周りから仲間に入れてもらえない現実に苦しんでいる姿は、かわいそうでなりませんでした。
でも、広い世界を見渡せば、自分がいつもひとりぼっちってことはない!1の気持ちを180度転換させた「あるもの」は、1といっしょに遊ぶことで、どんなものよりも喜びを大きく大きくしてくれました。私はこの1と「あるもの」の組み合わせに、めっちゃ感動しました。ひとりが加わることで、プラス1の幸せになるのではなく、何百倍にも何万倍にも大きな幸せとなるんだなあと。
この本にであうことで、1の立場を考え、そして「あるもの」のような人間になりたいなあと思いました。
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★5  明日おいも焼いてね 投稿日:2009/12/15
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
さつまのおいも
さつまのおいも 文: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
 最近読んだ「おならうた」に続き、大いに盛り上がった絵本。どちらも、「プーッ」。(このお話が、こんな展開になるとは予想しませんでしたが!) やっぱり単純に、わっはっは、と笑えるのがいいですね。

 おいもの土の中での暮らしをのぞくのは初めてでしたが、人間同様、日々がんばってます! そんなおいもたちに、いよいよ「つなひき」の日がやってきました。土の中のおいもたちと、地面の上の子どもたち。「うんしょ とこしょ。うんしょ とこしょ」 さて、この勝負、どちらに軍配が上がるかな?

 ページごとの細かい描写もおもしろく、娘もそれぞれのページで「きっと“うんご”だよ」(トイレでがんばっているおいものお父さん)、「ちゃんと10まで数えてね」(子どもとおふろに入っているお母さん)など、楽しそうに解説をつけていました。1番のお気に入りは、みんなで夢を見ている場面・・・中でも、トイレの夢を見ながら、おもらししてしまった女の子。ふふふっと笑いながらも、「怒られちゃうよ・・・」と、同情していました。その後も、「あっ、おねしょした子だ」と、ずっとその子の行動に注目していました。

 娘がもっと小さかった頃、「おおきなかぶ」や「たけのこほり」を読んだあとは必ず、ぬいぐるみをずらーっと1列に並べ、その最後尾に娘が座り、「うんとこしょ どっこいしょ」と、かぶ抜き、竹の子掘りをして遊んだものですが、久々に今夜は「おいも掘り」バージョンを、布団の上で楽しみました。きゃっきゃと笑い転げる娘を見ながら、まだまだスキンシップが大好きなんだなと、ちょっと嬉しくなりました。

 そして、「プップップーッ」で、再び大笑いし、「おいも色」をしたおならのくさ〜いにおいまで想像して、布団に顔をうずめる娘。でも、最後は、「Jも、おいも食べたくなっちゃったぁ。ママ、明日おいも焼いてね!」
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★5  プレゼント付き 投稿日:2009/12/27
Yuayaさん 20代・ママ・石川県  男の子6歳、女の子4歳
かいけつゾロリ(23) かいけつゾロリの大金もち
かいけつゾロリ(23) かいけつゾロリの大金もち 作・絵: 原 ゆたか
出版社: ポプラ社
今回ゾロリたちは偽札を作ります。
しかも・・・造幣局へ潜入して!
すごい計画にワクワクドキドキ。

思いのほか、上手くいく様子に「珍しいなぁ」とは思っていましたが・・・
こんな爆笑オチが待っているとは・・・(笑)
大人げなく声を出して笑ってしまいました。

おけげで(!?)
ゾロリからのプレゼントが付いていました。
息子は珍しそうに眺めてはニヤニヤしていました(笑)
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★5  長編追いかけっこ 投稿日:2009/12/29
伴門陶汰さん 30代・パパ・愛知県  男の子6歳
おばあさんとこぶたのぶうぶう
おばあさんとこぶたのぶうぶう 作: 与田 凖一
絵: 杉浦 範茂

出版社: チャイルド本社
与田凖一さんの文に、杉浦範茂さんが絵を描いた作品です。
絵本を開いて、左右のページの絵が逆さまになっているのにビックリしました。
右側のページだけを読んでいくと、最後のページでくるっと絵本をひっくり返すことで、後半へと続いていくんです。奇想天外なアイデアは(装丁の仕事もされる)杉浦範茂さんによるものでしょうか。中表紙には、児童書「ルドルフとイッパイアッテナ」を思い起こすような、クロネコがネズミを追っかけている絵があり、いい味を出しています。
文を書いた与田凖一さんは、我が家では初めての作家さんですが、古典的な昔話などが多い方のようで、リズミカルな文章が特徴的です。目で追っただけでは気づかなったのですが、息子に向かって声に出してみると、走るように滑らかに読めて、どんどん気分も乗ってきて楽しくなりました。
理不尽で自己中心的なおばあさんが、言う事を聞かない“こぶた”を柵の中に入れようとしますが、誰に頼んでも断られて悪戦苦闘する様子が、息子もだんだん面白くなってきたようで、どこまでも失敗しそうなやりとりの繰り返しにニンマリしてきました。
前半は、おばあさんが失敗してばかりで、さっぱり終わり方が読めません。波が引ききったところへ、後半一気に話しが動き出し、前半の反動が津波のように押し寄せて来て、僕の舌もハイスピードで回り出し、エンディングへまっしぐらという感じでした。折り返しで38ページの長編追いかけっこを読み切ったという達成感もありました。楽しい作品ですが絶版のようで残念です。是非ハードブック化して欲しいものです。
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★4  ロケットで旅 投稿日:2009/12/20
リーパンダさん 30代・ママ・宮崎県  男の子8歳、女の子6歳
うずまき貝のロケット
うずまき貝のロケット 作: なすだ みのる
絵: 吉田稔美

出版社: ひくまの出版
海で拾ったうずまき貝。
その中にいた虫が不思議な旅に連れて行ってくれます。
貝がロケットになって、
宇宙へそして海の中へ。

フカ(さめ)が出てくるところは、
ちょっとドキッとしてしまいましたが、
海の中はおもしろく、また宇宙と似たところがあるのかもしれないと
思いました。

こんな不思議な旅が出来るなら
うずまき貝を探しに海に行ってみたいですね。
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★4  うつりま〜す! 投稿日:2009/12/18
ラズベリーテッドさん 30代・ママ・大阪府  男の子6歳、女の子4歳、男の子2歳
あくび
あくび 文: 中川 ひろたか
絵: 飯野 和好

出版社: 文溪堂
よくあくびはうつるといいますが、ほんとにほんとに
うつります!
この本を何度読んでも、どの場面でもうつってしまうので
ほんとに不思議です。
ただ、あくびがどんどんうつっていくという内容ですが、
子供たちは毎回楽しんでいました。
寝る前に読むのが最適だとおもいます。 
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★4  いい作品ですね 投稿日:2009/12/21
はしけんさん 30代・ママ・長野県  女の子6歳、女の子3歳
ゆうちゃんとめんどくさいサイ
ゆうちゃんとめんどくさいサイ 作: 西内 ミナミ
絵: なかの ひろたか

出版社: 福音館書店
小1と3歳の子に読みました。

最近は、何か頼んでもあまりいい返事が返ってこない小1の子。

自分のやりたいことで出てきて、それどころではない様子。

ゆうちゃんもお母さんに歯を磨きなさいと言われても、めんどくさい・・・としません。
そのうち牙が生えてきて。

妙に関心してしまったのが、鬼のお母さんも狼のお母さんもきばやつのがあるだけで、うちの子・・と言って家に入れてしまうところ。

我が家でもそうありたいと思いつつ、なかなかそういかないところです。

誰が来ても家に招き入れてしまうそんなお母さんになりたい・・と思った作品です。

生活の習慣も面白く見直しができたので、子供たちも何回も読み聞かせてほしいという作品でした。
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★5  温かい両親 投稿日:2009/12/24
のぽぽんぽんさん 30代・ママ・鳥取県  男の子6歳、男の子4歳
けんだまめいじんおみやげに
けんだまめいじんおみやげに 作: 宮川 ひろ
絵: 浜田 桂子

出版社: 童心社
表紙を見て昔の遊びをおばあちゃんに教えてもらう
お話かと思ったら・・・

小学校に入るとちょっとした嫌な事とか
友達の一言って、後で思えばそんなに大したことでは
ないと思うんだけど
その時は本当に気になるもの。
そして苦手なもの。
そんな主人公の気持ち、それを理解する両親。

やっぱりこんな風に親は大きく構え
子供を受け止めてやらないといけないなと
しみじみ思いました。

この絵本は苦手な事も頑張れば克服できるという
事も教えてくれます。
小学校低学年くらいがジャストな絵本だと思います。

読んで良かったです。
親子で読んで感想を言い合うのもいいと思います。
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★5  ひなたの匂いのする絵本 投稿日:2009/12/21
のはらなずなさん 40代・ママ・東京都  男の子11歳、男の子6歳
おこちゃん
おこちゃん 作・絵: 山本 容子
出版社: 小学館
「おこちゃん」とは、作者 山本容子さんの、こどもの頃の呼び名です。
ずばり、開くと元気をもらえる絵本。それは、…
「おこちゃん」のエネルギー、ひなたの匂い、賑やかな家族の声。
…いろんなものが感じられるから、かも。
 
おこちゃんは、おふろが気持ち良すぎて つい うんちしちゃったり、
若乃花と力道山に憧れて、上半身裸にタイツ、その上にふんどし巻いたり。
「天真爛漫」という言葉が、余りあるばかりのエピソードの数々と、
そのたびに、びっくりひっくりかえる家族達!

綺麗な水色のワンピースを身にまといながら、いつもパンツまるみえ。
いわゆる「かわいらしい、品の良い女の子」が描かれた絵本ではありません。

でも、だからこそ、子どもに読んであげたい!
この絵本が 子どもの持つパワーに溢れている点からも、
おこちゃんが、家族から しっかりたっぷり愛されている点からも。
参考になりました。 1人

★4  ふゆねこさん、よかったね 投稿日:2009/12/18
けいご!さん 30代・ママ・福岡県  女の子10歳、男の子6歳
ふゆねこさん
ふゆねこさん 作・絵: ハワード・ノッツ
訳: 松岡 享子

出版社: 偕成社
モノトーンの絵が、冬の寒さを表現しているのと同時に、登場するものの心のなかの温かさをあらわにしているようでした。
ねこの視点にたった作者の文は、ねこのことがとっても好きなんだなあと思わせる優しさがいっぱいこめられています。読んでいるこちらも、「ねこは、初めての冬・初めての雪を経験して、きっとそう思ってるんだろうなあ」と確信してしまいます。
ねこと子ども達の心が少しずつ近づいていくようすがほほえましかったです。厳寒のなかだったので、野生のねこが家のねこになってよかったなあと思ったり。
ねこは「この家のねこになれてよかったです。」なんて、本のなかでは一言も言っていませんけど、作者の描写とねこや子ども達の表情から、それが汲み取れるのがすばらしいと思いました。
クリスマス前に読めたことも幸運だったと思います。
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★5  人は、かわいそうな生きものなのだ 投稿日:2009/12/28
がんじきさん 30代・ママ・北海道  
山からきたふたご スマントリとスコスロノ
山からきたふたご スマントリとスコスロノ 再話: 乾 千恵
絵: 早川 純子

出版社: 福音館書店
この物語には、二人の兄弟が登場します。

仲のよい兄弟が、お互いを思いあいながらも、運命に翻弄され、
兄は苦悩の末、弟を殺してしまうことになり、その後、
弟の仕掛けたまじないにより、兄も弟の魂に召され、死んで行きます。

お話は長いですし、聞きなれないカタカナの名前がいくつか登場するので、4歳の子は途中で聞かなくなりましたが、6歳の子は熱心に聞いていました。

容姿が醜いというだけで親に捨てられた弟、
そんな弟と兄の心の通い合い、
兄を想い、兄の窮地を救う弟のやさしさ、
自分の保身のために兄が弟を殺してしまう悲しさ、弱さ。

最後は弟が、兄の魂を天に連れて行きますが、
弟は兄に対する憎しみゆえにそうしたのではなく、
悲しさ、愛しさが入り混じってそうしたのではないかと思います。

神という、たちうちできない存在に翻弄される二人。
人間とはなんと悲しく、かわいそうな生き物なのか・・・
そういう考えが物語の根底にあります。

文章ひとつひとつがすばらしく、言葉を選びに選んで、丁寧に、
長い時間をかけて作られたものだということがよくわかります。

また、絵もすばらしく、この絵本を書くためにどれだけ勉強されたことかと感心します。

読んだ後、しばらくじっと絵本を見つめてしまいました。

最後のあとがきも興味深く、まさに渾身の一冊といえるでしょう。
小学校低学年から、また大人の方にもぜひよんでもらいたいです。
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★5  かわいらしい花の精たち 投稿日:2009/12/11
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
Flower Princesses
Flower Princesses 出版社:
娘が大好きな妖精とプリンセス。この絵本は、プリンセスのように美しいドレスをまとった花の精たちのお話です。6人のフラワープリンセスの名前は、黄色のプリンセス・バターカップ、青のプリンセス・ヒヤシンス、紫のプリンセス・アイリス、白のプリンセス・リリー、ピンクのプリンセス・チューリップ、最後は、赤のプリンセス・ローズ。それぞれ自分だけの楽しみがあって、それを紹介しながらお話は進んでいきます。
 読み終わると、いつも、「ママは、どのプリンセスが好き?」と聞く娘。何度もページを戻っては、「Jは、やっぱりプリンセス・ローズがいいな。」なんて、うっとりしながら、かわしらしい花の精たちの絵を楽しんでいます。
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★4  こんな発想もあるんだ!! 投稿日:2009/12/20
ほかほかぱんさん 30代・ママ・群馬県  
どうぶつにふくをきせてはいけません
どうぶつにふくをきせてはいけません 作: ジュディ・バレット
絵: ロン・バレット
訳: ふしみみさを

出版社: 朔北社
 動物が服を着たらどうなるのか?いろいろな動物に服を着せて、いけない理由が書かれています。今まで、考えたこともなかった発想に、なるほどとうなずいたり、へえ〜と感心したり。かたい頭を柔らかくできるかもしれません。白、黒、赤、緑の色使いが、絵をより印象的にしています。
 見開きの半分に服を着た動物、もう半分に文章の構成です。
動物の居心地の悪そうな表情が印象的です。文章は」とてもシンプルなので、5,6才なら自分でも読めると思います。
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★5  キキとジジ? 投稿日:2009/12/07
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
The Cat Who Wanted to Fly Robyn Supraner
The Cat Who Wanted to Fly Robyn Supraner 出版社:
 魔女のマギーといっしょに暮らす黒猫のミッドナイト。「魔女の宅急便」のキキとジジのようですが、ミッドナイトは、ジジと違って、マギーのほうきに乗せてもらえません。いつも家でお留守番。自分もいつかいっしょに空を飛びたいと願うミッドナイト。どんなトリックを使っても、マギーの魔法には負けてしまいます。さあ、どうするでしょう?

 知恵比べ、根気比べ、魔法比べのスピーディーな展開。どのページからも目が離せません。そして迎えるパッピーエンド。ミッドナイトといっしょに夜空を飛んでいるような気分になれますよ。
参考になりました。 0人

★5  雪の降るまち 投稿日:2009/12/17
けいご!さん 30代・ママ・福岡県  女の子10歳、男の子6歳
しろいゆき あかるいゆき
しろいゆき あかるいゆき 作: アルビン・トレッセルト
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
雪が降ってくるようすが、詩になって心のなかにはいってきます。
大雪を経験したことのない私にも、雪が降る前ぶれや雪が積もったときのこと、そして雪がとけて春がやってくることなどが、疑似体験できた気がしました。
しろいゆき・あかるいゆきという違いが読む前はわからなかったんです。あまり変わりがないんじゃないだろうか。と、思っていたので。でも、読むと、違うものなんですね。雪が降るまちに住む人々それぞれの雪のとらえ方に、興味をそそられました。
ひとりひとり、雪の受け止め方がちがうけれども、だれも雪が降ることに逆らっていないなあと思ったのです。自然の流れを素直に受け止め、それぞれが静かに春を待つ。といった生活が、経験したことのない私には新鮮で、そしてステキだなあと思いました。
雪の白と、おうちの赤や黄色のコントラストが、冬の静かなイメージを作り出しています。心穏やかになりたいときに読みたい一冊です。
参考になりました。 1人

★5  神様の木だよ 投稿日:2009/12/15
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
子うさぎましろのお話
子うさぎましろのお話 作: 佐々木たづ
絵: 三好碩也

出版社: ポプラ社
 サンタさんからもう1つプレゼントをもらいたくて、体に炭をこすりつけ、別のうさぎになりすまして、うそをつく子うさぎのましろ。

 子どもは、時に、バレバレのうそや言い訳をすることがあるものです。自分自身の幼い頃にも覚えがあります。ましろのように、動機や理由は、本当に子どもらしい純粋なものなのだけれど、大人は、その気持ちを汲み取ってあげようとする前に、「うそはいけない」と、正義を盾にして、頭ごなしに叱りつけてしまうことが多々あるのではないかと思います。

 うそと知りながら、黙ってそれを受け入れ、ましろに種を手渡すサンタさん。子どもの「芽」を摘まない、というのはこういうことなのかと、目の覚める思いでした。その芽がやがて立派な若木に成長し、こんなにも人を喜ばせることのできる大木へと育っていく。まさに子どもの将来を物語っているように感じました。

 最初は、「欲張りはだめだよ」と言っていた娘も、
「このたね かみさまに おかえししておこう。土のなかへ うずめて」
ましろのこのセリフに、にっこり。そして、たくさんの金銀のベルや、おもちゃ、お菓子をつけた美しいもみの木を見て、「ぼくの木じゃなくて、かみさまの木だよ」というましろの言葉に、私も深い感銘を受けました。子どもも授かったものだと思うと、つい粗雑な心が出てしまうものですが、大事な預かりものをしていると思えば、もっと大切にしなければ、という心にもなれます。「かみさまの木だよ」というましろの真っ白な心を忘れないでいたいな、と思います。
参考になりました。 1人

★5  色の鮮やかさに驚き 投稿日:2009/12/16
けいご!さん 30代・ママ・福岡県  女の子10歳、男の子6歳
ぼくはカメレオン
ぼくはカメレオン 作・絵: たしろ ちさと
出版社: ノルドズッド・ジャパン
「クリスマスのおかいもの」で、お気に入りになったたしろさん。ちょっと作品をさかのぼってみてみようと思って借りてきた一冊です。

カメレオンがその場の環境に応じてからだの色を変化させるってことを、子どもはこの本で初めて知ったようです。いろんな色に変えられることをカメレオン自身は気に入らず、はたやほかの動物たちはうらやましがり。人間にも同じようなことがあるなあと思ってしまいました。

カメレオンのアイデアで、動物たちのからだの色が様変わり!この色彩の鮮やかさ、すばらしいです!思わずすごい!って驚いてしまいます。見てみて!って、読んでない方におすすめしたくなるくらいです。

そのあと動物たちの色はどうなったのかは、読んでからのお楽しみですが、この世に生きているものすべてが、生活しやすいように生まれてきてるんだなあってことを結論として思いますね。

たしろさんの絵、すてきです。ぜひ、ごらんください。
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★4  おばあちゃんはみんなすごい! 投稿日:2009/12/15
ガーリャさん 40代・ママ・その他  女の子6歳
おばあちゃんすごい!
おばあちゃんすごい! 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
 今日は、ばあばのお誕生日。・・・ということで、この本を選びました。娘も、題名を読んだ後、続けて、「ばあば、すごい!」と、早速自分のおばあちゃんを思い浮かべながら、言い換えていました。
 うちのおばあちゃんは、大病を重ね、この絵本のおばあちゃんのように、長縄跳びまではできないけれど、娘にとっては、やっぱり「おばあちゃんすごい!」と思わせてくれる存在です。「おてだま、おりがみ、あやとり・・・」のほかにも、縫い物が得意。娘の目には、まるで手品や魔法のように映るようです。(母親の私が何もできないので、余計に・・・) 

 えんちょうせんせいが子どもだった頃のエピソードにも笑っちゃいますね。男の子(えんちょうせんせい)にスカートを作って、はかせちゃうなんて。母はさすがに私の弟のスカートまでは作りませんでしたが、私のものはほとんどすべて作ってくれました。そんな母との思い出も懐かしくよみがえってきて、ほっこりしました。

 昔の人の知恵、経験、技術は、本当にすごいなあ、と感動するものばかり。どのおばあちゃんも、みんなスーパーウーマンですね。
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