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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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7歳

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★4  親近感がわきました 投稿日:2009/03/17
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
とうちゃんなんかべーだ!
とうちゃんなんかべーだ! 作・絵: 伊藤 秀男
出版社: ポプラ社
とても迫力のある絵がとても印象的です。

絵に躍動感がありますね。

ぼくが、とうちゃんがたくさん遊んでくれても遊び足りないと思う様子、うちの息子も全く同じなので、親近感がわき、笑ってしまいました。

子どもって本当に疲れ知らずですよね。

オチが私にとっては唐突で意外だったのですが、息子は割とすんなりと読んでいました。

お父さんにも読んでもらいたい本だと思います。ぼくがとうちゃんのことが大好きだと感じさせる言葉もあってほろりとしました。
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★5  久しぶりに考えさせられました。 投稿日:2009/03/15
ホノハルーさん 30代・パパ・熊本県  女の子7歳、女の子5歳
ぼくがラーメンたべてるとき
ぼくがラーメンたべてるとき 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 教育画劇
 今日、子どもたちと公立の図書館へ行き、長女が借りました。小学校の図書館でチラッと見かけて気になっていたらしいです。
 自宅に帰って長女が音読しているのを横で何気なしに聞いていたのですが、読み終わった後に私もゆっくり声に出しながら読んでみました。初めのうちは、何か面白い内容なのかなと思っていましたが、後半になるにつれ徐々に何とも言えない気持ちになっていきました。
読み終わって長女に感想を聞くと「最後の男の子がかわいそう」と話してくれました。
 私も少し掘り下げた感想を次女も交えて話しました。何の運命か分かりませんが、ちょうど今日のお昼は3人でラーメンを食べていたので、そのことを例えに出しました。
 私たちがラーメンを美味しいと思って食べている頃、同じ日本内国では、各々が思い思いに過ごしているのですが、遠くよその国へ移動していくにつれて、食べることに困っていたり、大人の都合による争いのために大切な命さえ亡くしてしまったりという同じ年頃の子どもたちの存在があるのでした。
 学校に行きたくても行けない。お腹がすいていても食べる物がない。
長女、次女には分かりやすいところで、ご飯の好き嫌いについて振り返ってもらいました。無論、私自身にも言えることですが…。
 大人が読んでみていろいろと感じることが多いような気がします。
 本にあるように、どこにいても風は吹くし、夜空を見上げれば月があります。でもいつどんなことで逆の立場で月を見上げることになるかは分かりません。たまたま私は日本という国に生まれたまでです。
 今の平和な生活に感謝しつつ、いつかは遠い国でも同じように美しい月を見上げることができるといいなと感じました。
 久しぶりに考えさせられた、いい本でした。なによりも、子どもたちと話題を共有できたことが幸せに感じました。
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★4  スムーズに読めました♪ 投稿日:2009/03/18
ぽてぽてぽてとさん 30代・ママ・兵庫県  女の子6歳、男の子3歳
ジャッキーのじてんしゃりょこう
ジャッキーのじてんしゃりょこう 絵: あだち なみ
文: あいはら ひろゆき

出版社: ブロンズ新社
ジャッキーはよく見かけていたのですが、「何の絵本に出てくるクマなんだろう?」とずっと気になっていて、やっと手にしたのがこの『ジャッキーのじてんしゃりょこう』でした。

文章はなんだか、口語体。(「じゃ〜ん!」とか…)
絵本ぽくなくって、お話をしてもらっているような感じで読めました。

結局、じてんしゃ旅行の話なんだか、ジャッキーの恋の話なんだか、わからないところもありますが、最後までスムーズに読めて楽しかったです♪

子供と「こんな長い自転車あったら楽しそうだね♪」と話しました☆
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★5  ほのぼのとしています 投稿日:2009/03/17
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
パパとおはなし
パパとおはなし 作: まど・みちお
絵: かわかみ たかこ

出版社: 国土社
パパがねぼすけさんというところで、息子と顔を見合わせて笑いました。どこでも同じですね。

パパとタロウのほのぼのとした会話がとてもかわいらしく、仲の良さが伝わってきました。

こんな優しいパパだったら、会話も弾みそうだと思います。子どもの空想につきあってあげるパパって素敵だと思います。

絵がきれいな色遣いで季節の特定はないですが、春らしい感じを受けました。パパとタロウが二人で船に乗っている表紙もとても和みます。
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★5  まねっこ遊びにぴったり♪ 投稿日:2009/03/16
きゃらめるこーんさん 40代・せんせい・兵庫県  
おやさいとんとん
おやさいとんとん 作: 真木 文絵
絵: 石倉 ヒロユキ

出版社: 岩崎書店
養護学校の、「せいかつ」の学習の導入に使いました。
最初は、おもちゃの包丁を持ってページの上で切って見せながら
読み聞かせ。
そのうちに、子どもたちがトントンと、ページの上で切ってくれるようになりました。
今度は、ままごとセットでカレー作りごっこ。
できあがりのおもちゃのカレーも上手に食べるまねをして楽しむようになりました。
スプーンを持って、まねっこで、モグモグ、にこにこしてる子どもたちがとってもかわいかった♪
繰り返し、楽しみながら学習して、最後にみんなでお野菜カレーを作って食べました。
作るつもり。
食べるつもり。
つもりになって楽しめる力って実はすごいことなんですよね。
絵本を読みながら、イメージする力を育てるのにとってもいい絵本だと思いました。
気に入って、「くだものぱっくん」も「かんぱいごっくん」も買いました。今度はどんな風に・・・?楽しみです。
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★5  待望の3作目 投稿日:2009/03/17
ローサさん 40代・ママ・埼玉県  男の子、男の子
だるまさんと
だるまさんと 作: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
「だるまさんが」「だるまさんの」とお話し会で読んでその楽しさを知っていた子どもたちは、表紙を見た瞬間、「あ〜〜♪だるまさんだあ!今度はどんなの〜〜?」と、すごい食いつき。

だるまさんが いちごさんやばななさん、めろんさんとスキンシップ??します。

その可愛らしい表情とポーズにやられてしまいます(笑)

「ファーストブック」とありますが、1年生、2年生のクラスでも とても反応がよく みんな楽しんでくれてます。
そういう意味では、息のながい絵本だと思います。

入園祝いにも、ピッタリな絵本だと思います!
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★5  記憶に残る夏休み 投稿日:2009/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
ひものでございっ!
ひものでございっ! 作: 平田 昌広
絵: 平田 景

出版社: 文化出版局
平田昌広さんの本を続けて読んでみようと思っています。

息子は、最初「かいてんずし大さくせん」の人だとは思わなかったようです。絵の感じが違うからだと思います。

民宿に泊まったぼくたち。民宿のおばさんが抱えている山盛りの飯台とおばさんの顔がユーモラスでした。場面ごとの人物の表情もおもしろかったです。

ひもののレシピつきなので、作ってみたくなりました。

一味違う夏休みといった感じで楽しめました。

こういう夏休みはいつまでも記憶に残りそうですね。家族の仲の良さも伝わってきてほのぼのとしました。
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★4  切なかったです 投稿日:2009/03/18
ぽてぽてぽてとさん 30代・ママ・兵庫県  女の子6歳、男の子3歳
いつでも会える
いつでも会える 作: 菊田 まりこ
出版社: Gakken
シロのみきちゃんを想う気持ちがひしひしと伝わってきて、途中とても切なかったです。。。
でも、ここで最初に内容を知ってしまったので、涙を落とすことはありませんでした。
内容を知らずに読んでいたら、きっともっと心に響いただろうなと思います。
切ない話でしたが、最後シロが、まぶたを閉じればみきちゃんに会えることを知って本当に良かった。

娘(7歳)には、まだ絵本の内容がよくわからないようでした。
もう少し理解できるようになってから、もう一度読んであげたいと思います。
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★5  息子も私もお気に入り 投稿日:2009/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
クモのつな
クモのつな 絵: 斎藤 隆夫
訳: さくま ゆみこ

出版社: 福音館書店
「こどものとも」の昔話は必ず目を通すことにしています。

日照りでも、なぜかふくよかなクモ。そのクモの秘密とは?と、最初からどんなお話かなと楽しみでした。

息子がとても気に入ったのは、歌の部分です。

クモがお母さんに向けて歌う歌を私が適当な節回しで歌ったのですが、それがいたく気に入ったようで、私が「おかあさん」と歌い出すと、適当なところで口三味線で、「ベン」と入ります。

息子は時々歌の部分だけ歌っています。

絵がとてもユニークで一度見たら忘れられないほどインパクトもあります。

そして、最後にも驚いてしまいました。詳しくは書けませんが、「えーそうだったの!」と、もう一度最初の絵をじっくりと見たくなりますよ。
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★5  思わず笑顔に・・・ 投稿日:2009/03/17
☆はるぶう☆さん 30代・ママ・宮城県  男の子7歳、男の子3歳
いぬとくま ずっとふたりは
いぬとくま ずっとふたりは 作: ローラ・ヴァッカロ・シーガー
訳: 落合恵子

出版社: クレヨンハウス
 この絵本は読むと楽しい気持ちにもなれるし、元気にもなれるし、あったかい気持ちにもなれる!!そんな絵本です。思わず笑顔になってしまいます。
 いぬとくまのシンプルなやりとり(お話)が三つ入っていて、どれもふふっ☆と笑ってしまうのですが、いぬとくまの お互いを想う気持ちが読んだ後にびっくりするほど伝わってきます!シリーズ2冊とも読みましたが、どちらもほほえましくて大好きです。何も考えずにリラックスして読める、でもとても温かくて素敵な絵本です。元気がなくなった時、この絵本を開いて、この二匹から笑顔をもらっています。
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★4  ハラハラドキドキ 投稿日:2009/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
それいけ!あかいきかんしゃ
それいけ!あかいきかんしゃ 作: アンドリュー・マクリーン ジャネット・マクリーン
絵: アンドリュー・マクリーン ジャネット・マクリーン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 徳間書店
訳者の千葉茂樹さんが好きなので読んでみました。

色鉛筆の優しい風合い、機関車にまつわるのどかなお話と思って読み始めたらとんでもなかったです。

予想を大きく裏切られました。

後半は、ハラハラドキドキしました。今の常識からするととんでもない感じだと思いました。

でも、この三人の登場人物どこか憎めないところがあります。ほのぼのとした感じで終わっているからまあいいのかなと思いました。
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★5  とても楽しい本でした。 投稿日:2009/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
いもぱくり
いもぱくり 作・絵: 伊藤 秀男
出版社: 福音館書店
いも名月の時に、近所のお供えをこっそりもらって来ていいという風習。

子どもならとてもわくわくしそうですね。

「いもぱくり」というネーミングがとても的を得た表現だと思いました。

道々で子ども同士で情報交換するのが微笑ましかったです。

何といってもおもしろかったのは、芋を食べるために、フォークを持参している子どもの周到さ。恐れ入りましたという感じです。

子どもたちのためにお供えを用意する大人の優しさと、子どもだけが楽しめる行事のわくわく感が伝わってきました。絵も味わいがありよかったです。
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★5  家族みんなのお気に入りです! 投稿日:2009/03/17
☆はるぶう☆さん 30代・ママ・宮城県  男の子7歳、男の子3歳
ヤカンのおかんとフトンのおとん
ヤカンのおかんとフトンのおとん 作: サトシン
絵: 赤川 明

出版社: 佼成出版社
 子どもと読む前にまず自分ひとりで読んでみたら、まさに我が家の日常がそこにあり思わず笑ってしまいました。早速、子供に・・・!!いやいや今回は違います。パパに、『この絵本おもしろいから読んでみて!』と渡しました。パパは苦笑い・・・そして、ちょっぴり反省(?)していたようでした。息子からは、ママとパパみたいだ!!とストレートな感想がきかれました。
 笑いの中に、ほのぼのとした家族の温かさがあり、親の心も子供の心もわしづかみにしてしまう素敵な絵本です!
 絵がまんがっぽい感じがしたので、はじめは手が伸びなかったのですが、読んでみたら家族みんなが気に入りましたよ!ぜひ読んでもらいたい一冊です。
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★5  父親の仕事に誇り 投稿日:2009/03/16
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
とうちゃんはかんばんや
とうちゃんはかんばんや 作: 平田 昌広
絵: 野村 たかあき

出版社: 教育画劇
「かいてんずし大さくせん」を読んで気に入ったので、平田さんの作品を続けて読んでいます。

商店街の風情が昭和的で郷愁をそそります。

ぼくが、とうちゃんの職業・看板屋をとても大事にして誇りに思っているところがいいなと思います。

子どもに自分がした仕事を見せることができるのは、幸せなことだなと思いました。

同時に家族愛も感じられ、読んだ後ほっと心が温かくなりました。
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★5  またスーザに会いたいな! 投稿日:2009/03/17
☆はるぶう☆さん 30代・ママ・宮城県  男の子7歳、男の子3歳
ねぼすけスーザのおかいもの
ねぼすけスーザのおかいもの 作・絵: 広野 多珂子
出版社: 福音館書店
 誰かに贈り物を選ぶのって楽しいし、わくわくしますよね!いつもねぼすけのスーザがおばさんのプレゼントを選びに出かけるために、早起きしちゃう気持ちが私にもよくわかります。だから、『これだわ!』とやっと見つけたプレゼントをお店の主人に『これっぽっちのおかねじゃかえないよ。』と言われてしまう場面はスーザの気持ちを思うと私まで胸が痛くなります。
 でも、スーザはおばさんにピッタリのもっともっと素敵なプレゼントをします!おばさんの幸せそうな表情が温かくてとても好きです。シリーズはまだ読んだことがないのですが、またスーザとおばさんに会いたいのでぜひ読んでみたいと思っています。
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★5  今評判の本です。 投稿日:2009/03/14
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
バナナのはなし
バナナのはなし 文: 伊沢 尚子
絵: 及川 賢治

出版社: 福音館書店
書店で手に取って「ほしい」と思いつつも一旦見送り、ブログ仲間の間でも評判になっていることから、ついに購入しました。

やはり手元に置いて、いつでも読みたい時に読めるというのは、格別ですね。

絵もいいし、バナナについては知らなかったことも多かったので、勉強になりました。

身近な食べ物ですが、知らないことが多かったです。

絵も文もとても引きつけられました。

作家さん自身のバナナについての驚きや感動がそのまま文や絵になっていたのかもしれませんね。

ぼくがバナナについて初めて知った知識や驚きが読者サイドにもストレートに伝わって来ました。
【事務局注:このレビューは、「バナナの はなし」かがくのとも 2009年4月号に寄せられたものです。】
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★5  愛蔵版 投稿日:2009/03/13
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
めぐる季節の話 安房直子コレクション7
めぐる季節の話 安房直子コレクション7 作・絵: 安房 直子
出版社: 偕成社
安房直子コレクション7です。この作品集には、季節の移り変わりに関係する作品が収録されています。

「緑のステップ」は私の好きな作品なのですが、桜の花から新緑の季節に移り変わる一瞬の時間をとてもうまくとらえていると思います。

「初雪のふる日」は、秋から冬になる一瞬の時間をとらえていますし、確かに存在するけれど、移ろいやすくて見逃してしまいがちな一瞬の変化にこれほどまでに敏感に注目して美しく描き出している作家はいないと思います。

語りの美しさや自然描写の美しさはこの本だけでなく、すべての作品から感じられます。

「花豆の煮えるまで」の中のリボンを木に結わえるというイメージの美しさも安房さんならではだと思います。

エッセイや年譜も収録されており、安房さんの知られざる人となりを知ることができました。

年譜に収録されている作品には、今なお単行本化されていない作品もありますし、絶版のものもあります。

この作品集が元になり、安房さんのすべての作品が読者である私たちに読むことができる日が来ることを願わずにはいられません。

全巻揃えて、いつもそばに置いておきたくなる愛蔵版だと思います。
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★5  すっごくおもしろかったです。 投稿日:2009/03/15
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
しろくまだって
しろくまだって 作: 斉藤 洋
絵: 高畠 純

出版社: 小峰書店
高畠純さんの講演会に行く前に購入しました。

シリーズで出ているとの情報も得て、読んでみたら、すっごくおもしろかったです。

シリーズは、二冊しかないようなのですが、ぜひ続きも書いてほしいなと思いました。

お話が、奇想天外で先が読めず、息子と共に所々クスリとしました。

しろくま兄弟が、人間の言葉を話せて、街中で住むという展開、あり得ないけれど、おもしろかったです。

理由を読むと、不思議に納得できてしまいます。

おもしろさの中に、なぜか少し悲哀も感じてしまいます。

しろくまのぬいぐるみを着た人間ということになっているのですが、いつかばれるのではないかと、ハラハラしました。

弟のカールがとても知恵者で、兄のマルクは天然系、このコンビのやりとりに笑ってしまいました。

高畠純さんの絵もとてもマッチしています。

おしゃれで軽妙な感じが実にいいです。シリーズ二冊目の「やっぱりしろくま」も早く読んでみたいです。
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★5  人間の業や心の奥底にひそむ気持ち 投稿日:2009/03/13
はなびやさん 40代・ママ・愛知県  男の子7歳
まよいこんだ異界の話 安房直子コレクション 4
まよいこんだ異界の話 安房直子コレクション 4 作・絵: 安房 直子
出版社: 偕成社
安房直子コレクションの4です。

4つのお話が収録されています。高校生ぐらいの時から安房作品を読んできたのですが、

その時は短編を読むことが多かったので、意外と長編もたくさんあるのだというのが、このコレクションを読んでの感想です。

どの作品も物作りと無関係でなく、「ハンカチの上の花畑」以外は、物作りに魅せられていく人たちの心模様が丁寧に描かれていると思いました。

「ハンカチの上の花畑」には、もっとお金を稼ぎたいという欲、「ライラック通りの帽子屋」では好きなことを思いっきりしたいという気持

ち、「丘の上の小さな家」は今回初めて読んだのですが、憧れをかなえるめには大きすぎる代償を払わなくてはならないことを思いました。

人間の業や心の奥底にひそむ気持ちをファンタジーの形を借りて美しく時に恐ろしくはななく切なく描き出すことができる非常に稀有な作家だということを改めて思いました。
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★4  犬とのふれあい・別れ 投稿日:2009/03/17
きゃべつさん 30代・ママ・埼玉県  男の子7歳、男の子4歳
7日だけのローリー
7日だけのローリー 作・絵: 片山健
出版社: Gakken
レビューで見て、気になっていた本です。男の子が7日間だけ迷子の犬を預かります。
散歩をしたり、芸を仕込んだり、犬との7日間の間に犬を通して色んな体験をする男の子。
その気持ちが純粋で温かくていいなあと思いました。

犬の名づけの由来の場面では、親の私は思わずにんまり。。。
ついつい「知らないかもしれないけど、こういうロック歌手がいるのよ」と説明してしまいました(笑)
「ローリー」と読むたびに、おかしさがこみ上げてきました。
シリアスなお話なのに、なぜかシャレが効いてますね。

別れの場面はちょっと切なくなりますね。子供もあーあって感じで
その場面を見ていました。
物語になかなか興味を持たない息子ですが、このお話は面白かったようです。
子供の気持ちに沿った身近なお話だったので、感情移入がしやすかったようです。
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