幸せの毛玉、ときどき猫をそうよびます(本書より)
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投稿日:2013/06/29 |
クック♪さん 10代以下・その他の方・京都府
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どいかやさんの森での暮らしを描いたエッセイ。
どいかやさんの猫ちゃんの事が書かれているところが多いです。
猫好きだから嬉しい。みんな、どいさんに可愛がられています。
丁寧な写真と、温かい絵でなんだか癒される。
生活のエッセイは自然の話がメインです。
物や自然を大切にすることがどれだけ大切か、教えてくれます。
今まで深く考えたことがなかったような自然の素晴らしさ…。
やっぱり一番印象深いのは
「薪ストーブ」
「服を十年買わない」
私の家にも薪ストーブがあればな。
今まで安いものを見つけては喜んでいたけど、犠牲になっている
大地や空気や働く方々……。
癒されるんだけど深くも考えられる、よいエッセイです。
私もどいかやさんみたいに、物を使えるまで使おうと思えました。
今までも自然を大切にすることは、心にはあったけど、
どいさんみたいに、実践出来ていなかったっけ。
おすすめのエッセイです。
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動物が多い
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投稿日:2013/06/28 |
クック♪さん 10代以下・その他の方・京都府
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ぴっちは、ほかの子猫と何だか違うのですがそれが可愛くて…。
ハマってしまいます。
とにかく動物が多い!!
ねこはもちろんの事、犬やにわとり、うさぎに…。もっとあります。
全部のページを見て、合計何匹いるか数えてもおもしろいカモ。
私自身、「りぜっとおばさん」みたいに生きたいと思ったり(笑)
絵のタッチ的に、私があまり持っていない雰囲気なのですが、
なぜかこれに限って気に入りました。
この絵本は大型版と、岩波の2つが書店に並んでいたのですが、
なぜかこっちを買ってしまいました。
値段も関係ないだろうし、岩波への強い執着もないはず…。
今考えてみれば、この片手にフィットしている感が良かったのかな。
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季節には読みたいです
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投稿日:2013/06/28 |
SNOWDROPさん 50代・その他の方・山梨県
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時季なので各学年に読みました。それに天女の羽衣伝説は今回富士山ともに世界文化遺産に登録された三保の松原にも関係すると思い、紹介しました。
羽衣を松の枝にかけて、水浴びしていた天女、気づくと大事な羽衣が見当たりません。木こりが盗んだのです。そしてその木こり、羽衣だけではなく天女にも心を奪われ、家に招き、羽衣がないと天に帰れない事をいいことにとうとう天女をお嫁さんにします。このように書くとすごく悪人のようですが、そうではなく二人は幸せに暮らし、子どもも授かるも、屋根裏に隠した羽衣を天女に見つかり・・・
という話です。
子ども達は、天女はだました木こりを責めなかった事を印象的だといいましたが、私は許せなかったから、天に帰り、大事な物を隠した罰として、大事な物(斧)を埋めさせ、夕顔の木に登るという試練を与えたのだと思っていたので、びっくりでした。
天まで登ってきて、天女に迎えられても、やはり大きな罰が待っていましたね。
この本はずいぶん抜粋させたものでしょうか・・たしか立原えりかさんだったか、もっと長い同様の話を以前読んだことがあります。
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アルファベットの切り口は…
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投稿日:2013/06/28 |
ヒラP21さん 50代・その他の方・千葉県
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アルファベットの一文字、一文字からキーワードを見つけて、アフリカに関連する風景を拾い集めていく作業。
ちょっと無理があるのではないかという単語も見え隠れするのですが、アフリカを知る上で、貴重な切り口だと思いました。
アフリカの独特さ、アフリカにも共通する特性…、さまざまな観点から集めていくと、意外な見え方をすることを感じました。
この手法、使えそうです。
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ダメラは我が子かも…
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投稿日:2013/06/25 |
図書うさぎさん 40代・ママ・香川県 女の子13歳、男の子11歳
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大好きなあきやまただし先生の新刊
表紙から目が離せませんでした。
ダメラはみんなとは遊びません。面白いことも言えないし、上手に遊べないから「ぼく、ダメなかいじゅうだもん」と思っています。
思わずデジャブかと思うこのセリフ まさに思春期真っ盛りの娘の口癖みたい。「コミュ障だもん」が口癖の娘。
ダメラは他のかいじゅうに誘われ遊んでいくうちに、自分では気づかないすごいところをほめてもらえもらいます。
先生のメッセージのように、憎まれ口をたたくようになった娘にもダメラのようにいいところをほめてやりたいと思う一冊でした。
一緒に読んだ息子はダメラの愛嬌ある顔が気にいったようで、ペア活動の時に1年生に読んであげたいなと言っていました。
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リンゴちゃん登場
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投稿日:2013/06/26 |
ひかりひまわにさん 40代・ママ・長野県
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楽しみにしていたパンやさんの続編、やおやさん。
すっかり娘さんになったリンゴちゃんが主人公。
野菜を作って売っている友達のシンちゃん。
でもどうも売れなくて困っています。
そこでリンゴちゃんと友達のイソちゃんがお手伝い。
素敵なアイデアを出して野菜を売っていきます。
といってそのアイデア、出てくるのは商売の基本。
いくつか組み合わせたり、割引したり、他の商品をそろえるため他の人とも品物を取引するようになる。
また、お客さんの声を良く聞く、これはこのシリーズどれをとっても
いえること。
こんなに詳しく商売の基本を、こんなにわかりやすく
楽しく伝えてくれるなんて!
そしてこのシリーズ、おまけでみんな最後にすてきなパートナーとの
結婚となります。
それも楽しみの一つです。
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優しい動物たち
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投稿日:2013/06/22 |
クック♪さん 10代以下・その他の方・京都府
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どいかやさんの「チリとチリリ」シリーズの絵本です。
チリとチリリ、今日は雪の日のおさんぽです。
今回はいつもと違って行く場所が少なかったのですが、
その中でも一番大好きなのは、色々な動物たちが集まる、おおひろま。
動物たちが自由気ままに過ごしています。
動物たちをじっくり眺めながら、
「これ、〇〇の本に出てた子に似てるな!」
などを発見したり、共通点を見つけてみたり、楽しいです。
「ゆきのひ」と聞くと、寒そうな感じもしますが、
なぜか温かみもあるお話です。
私は2月に「チリとチリリ ゆきのひのおはなし」を読みました。
ぜひ冬に読んで欲しいです。
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夏に引き込まれる
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投稿日:2013/06/22 |
きんにく母さんさん 40代・ママ・北海道 男の子14歳、女の子7歳
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絵がとてもいいです。
刺すような日差し、濃い影、田舎の家、田んぼの稲穂の揺らめきや、林の中の湿った土のにおいさえもするように感じました。
それは私が子供の頃毎年行っていた、祖母の家の周りの風景そのもの。
ストーリーはクワガタを捕りに行って、、というなんてことはない話なのだけど、自分の体験と重ねて私自身が強烈に引き込まれました。
大人向けかなあ、と思いながら7歳の娘に読んだら、思いのほか気に入っていたので、小学生向けの読み聞かせ会で読みましたが、1年生から6年生まで目を輝かせて聞いてくれました。
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伝記絵本
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投稿日:2013/06/21 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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息子が5年生の時に、伝記を国語の単元で勉強して以来、私も伝記絵本をこまめにチェックするようになりました。
伝記絵本というとこれまで光村というイメージが強かったのですが、最近福音館書店でも『いつもみていた』に続いてこの『いのちあふれる海へ』が。
『いつも見ていた』も自分が好きなことを職業にした女性で、読んでいて共通項が多い気がしました。
見ていただくとわかりますが、絵がとてもきれいで、私が好きな頁は900メートルの深さまでもぐって見えた光景です。
「海全体のたった5パーセントくらいのことしか、わかっていないと言われています」というくだりにはなるほどと。
身近な海に関して、確かに私たちはそれほどまでには目を向けてこなかったかもと。
海洋学者でもありダイバーでもあるということで、シルビアの行動力と探究心には目をみはるものがあります。
元気な女性のお話を読むとこちらまで元気がもらえる気がしました。
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心に残るお話
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投稿日:2013/06/20 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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お父さんの「にんげんだっておなじだよ。じぶんのよわさをのりこえて、生きていく力がいるんだ。あのグースにも強くなってもらおうね」という言葉が心に残りました。
それを聞いた子どもの頃の作者がグースが強くなるために、自分ができることや両親からされて嬉しかったことをグースにもしてやるところが健気で子どもらしくかわいく感じました。
読んだこともなくこの絵本の存在も知らなかったので、最近の本かと思って読んだのですが、2003年の本で、心に残るいいお話なのに、どうして今まで知らなかったのかしら?と不思議に思うぐらいで。
読み聞かせると13分ぐらいなので、集団での読み聞かせだと、ちょっと尻込みされちゃうのかなと思うと残念ですが、家族で読んでも楽しいと思うのでぜひ手に取ってほしいなあと思いました。
実話だそうですが、特に最後が本当によかったと思えました。
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幼稚園から小学校高学年でも
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投稿日:2013/06/19 |
ぷりこさん 40代・ママ・神奈川県 女の子11歳、男の子6歳
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上の子が幼稚園の時に、欲しいと言って買った本です。下の子も年長さんになり、読んでと言って、親子で楽しんでいます。今年度から、6年生の読み聞かせに行くことになり、一冊は決まりましたが時間の関係で、短めの本を選ばなくてはならないと思い悩んでいました。すると娘が、『ぶたのたねなら、絵も可愛いしいいんじゃない?』と言って薦めてくれました。6年生には物足りないかもと思っていましたが、読み始めたら『読んだことある〜!』と言う子がいて、なんだかにこにこして、懐かしそうに聞いていました。あちらこちらから、クスクス笑い声も聞こえてきて、ウケていました。選んで正解でした!娘に感謝です。幼稚園から小学校高学年でも十分に楽しめる息の長い作品です。
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仲間になること
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投稿日:2013/06/14 |
RYUSAIさん 40代・ママ・大阪府 男の子11歳
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人間のような姿になってしまった、まちねずみのティモシー。そんな自分の容姿に大きなショックを受けて、まちから逃げるようにして、田舎にやってきます。
住み慣れた場所と違って、慣れない環境の生活はは、とても大変だと思います。のねずみのテストは、小さい頃から田舎暮らしをしていれば自然と身についている能力があれば、合格できるのでしょうが、ティモシーは出来ないことばかりで四苦八苦。
最後はティモシーが、のねずみのみんなに仲間として受け入れてもらえます。それはのねずみのスピニ―を助けようとした、勇気がティモシーにあったから。
外見や、得意・不得意は、それぞれに違っていても構わない。仲間になれるかどうかは、いざというときに、知恵を出し合ったり、力を合わせたりして、問題を解決できるように協力できるかどうか、なのだろうなと思いました。
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身の丈を知るということ
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投稿日:2013/06/14 |
RYUSAIさん 40代・ママ・大阪府 男の子11歳
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小さいときに大きいものに憧れる、それは自然な気持ちでしょう。「せかいいいちおおきなうちがほしい」というかたつむりの子。お父さんの昔話は示唆に富んでいます。
「自分には無理」「できない」といって、挑戦する前から、「自分はこの程度」と型にはめてしまうより、大きな夢を持つことは、とても素晴らしいことだと思います。結果、夢を果たすことが出来ても、出来なくても、挑戦した期間はその子の人生にとって宝物になるでしょう。
ただ、やみくもに挑戦するだけでは、疲れてしまいます。夢と現実との距離をきちんと見つめながら、夢の軌道修正をすることも、大切なのですね。
子どもには、大きく飛躍を目指して挑戦してほしいし、その後、少しずつ現実と向き合いながら「自分に相応しいもの」「身の丈を知る」ことも覚えていってほしいです。
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素敵な絵
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投稿日:2013/06/14 |
RYUSAIさん 40代・ママ・大阪府 男の子11歳
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ストーリーは、シルヴァスタインの「ぼくを探しに」を彷彿とさせる作品です。
シルヴァスタインが、描きなぐったような線描のモノトーンで淡々とお話しが進むのに対して、レオニはとても色遣いが印象的です。
とりわけ海のマーブル模様は、日本画の墨流しの技法を連想させる感じがして、とても趣があると思います。
私たちも社会の一部分、部品なのかもしれません。でも、「自分は自分」と思うことが出来て初めて、他者とつながっている自分(大きな社会の中では部品である自分であることにも意識が及ぶのではないかと思います。とても深いテーマですね。
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本物が持つ力
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投稿日:2013/06/14 |
RYUSAIさん 40代・ママ・大阪府 男の子11歳
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子どもが何に興味を持つか、どんな夢を持つかは、親としてとても興味深いことです。
子どもには色々なチャンスを用意したいし、小さい頃から本物を見たり聴いたり感じたりして、自分の心にストンと飛び込んでくる、自分に向いている何かを見つけてほしいと思います。
小さい頃の習い事、全くの初心者なんだから、近所でいいかとか、お月謝がリーズナブルな方がいいかとか、いろいろ考えてしまいますが、夫の祖母が「習い事は、最初から一流の先生に習うべし」という方針だったそうです。
確かに、手頃なものと、本物とでは作り手の側の作品や演奏などにかける思いの強さが異なっているのかも知れません。最初だからこそ「この程度でもよい」のではなく「本物との出会い」が必要なのでしょう。
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根っからの悪い子はいるのか?
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投稿日:2013/06/11 |
宙母さん 40代・ママ・宮崎県
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イギリスの児童文学、カーネギー賞作家の、アン・ファインの本。
なんか、有名ですよね。この本。
実は、アン・ファインの本の中では、ベストではありません。
一番好きな「フラワー・ベイビー」のことを書きたいのですが。。。
なぜ、ベストではないかというと、そこには、どうしようもない現実が、重く、描かれているからです。
貧しく虐待された少女と転校生の二人の少女の暗い友情が、淡々と描かれます。
数々のいたずら?は、どんどん犯罪度を強めていきます。大人の無責任さ。救いのないラスト。
まず、日本の児童文学にはないです。
イギリスの作家は、ファンタジー物が多いのかなと思っていましたが、こんな現実、現代的なテーマを描く作家がいるのかと、びっくりしました。
ラストの後、少女たちはどうなったのか?考えずに入られません。
「根っからの悪い子はいるのか?」
読後、いろいろ考えさせられる本です。
同じような内容に、オランダの作家ミレイユ・へウスの「コブタのしたこと」があります。こちらのほうが読みやすいかも。
「フラワー・ベイビー」は、とても前向きな本なので、こちらをお勧めします。感動します。元気が出ます。
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お互いへの思い
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投稿日:2013/06/08 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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表紙の絵の美しさがまず目を惹きました。
宿屋の娘・ミレットは宿泊客のペリーニに綱渡りを習います。ミレットにとってペリーニとの出会いが綱渡りを始めるきっかけだったと共に、ペリーニもミレットとの出会いが再生へのきっかけであったというところが心を打つ作品だと思います。
綱渡りを通じて育まれていく二人のお互いへの思いが、短いストーリーの中からとても伝わってきました。
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颯爽とした伊達男
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投稿日:2013/06/08 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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恐竜の絵本に興味を示して、私に恐竜に絵本の楽しさを教えてくれたのは息子です。
息子と本を読まなくなってしまってからも、息子がこういう本好きなのではとつい手が伸びてしまうようになりました。
本編のおもしろさもさることながら、恐竜の骨を運ぶ時に石膏で保護することは知らなかったので、興味深く思いました。
おしゃれな姿で飄々とした感じで骨を見つけるバーナム。苦労も困難もあったのでしょうけれど、そんなことはつゆも感じさせないほど颯爽とした伊達男ぶりが印象に残りました。
読み聞かせに使うということも考えられてのことかもしれませんが、伝記漫画と共に、伝記絵本って今盛んに出版されていますよね。注目しているジャンルでもあります。
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繰り返しが心地よい
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投稿日:2013/06/08 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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「いちに いちにの さんぽ」の繰り返しが心地よい絵本です。
女の子が散歩の途中で立ち止まっては、いろいろなものに声をかけます。
小さな子は、自分も一緒にあるいているような気持ちになるではないかしら。
小さな子のお散歩って時々立ち止まっては、いろんなものを見つけて話しかけたり遊んだりしていますよね。
これを読んだらお散歩に出かけてもいいし、寝る前にこの絵本を読んで一日を思い返してみてもよさそうな絵本だと思います。
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外見じゃない
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投稿日:2013/06/09 |
リーパンダさん 40代・ママ・宮崎県
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医学博士として育成にあたっている藤井先生の
幼いころのお話です。
顔に赤いコブができ成長とともに大きくなる病気が原因で
いじめにあっていた「てるちゃん」を支えて
明るく前を見て成長できるように・・と手をかけていたご両親は
すごく立派だと思います。
周りの人への前もって話をしたり、
卑屈にならないように本人と一緒に今できることを一生懸命する姿は
親の鏡です。
子供を守るのは親なんです。
いいことで心をいっぱいにして!という願いは
誰にでも言えることばだと思います。
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