声もでなかった
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投稿日:2009/11/07 |
ピピコさん 40代・ママ・山口県 女の子12歳
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私の大好きな長谷川義史さんの絵…。あったかいほのぼのしたラーメンを食べている男の子の絵。
初めて読んだ時、涙が出てしまいました。
6年生の読み聞かせで使いました。
最初は子ども達は「ラーメンに戻るんじゃ」とか、「おしっこしよる」「パンツ!パンツ!」など言い、笑顔で聞いていましたが、日本ではテレビを見たり、野球をしたりしているその時、隣やそのまた隣の国では、同じ位の子ども達が畑を耕したり、パンを売ったり…。
女の子が赤ちゃんを背負っているシーンのあたりから、子ども達の表情が変わりました。いつもにぎやかな子ども達が静かに真剣な表情で絵を見つめていました。
今、自分達が学校に行き勉強しているその時、『生きる』為に働いている子どもがいる。今、大好きなお菓子を食べているその時、食べる物がなく倒れている子どもがいる。『生きる』ということの大切さをわかりやすく教えてくれた本です。
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エッ?週一?そ、そうですか。
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投稿日:2009/11/08 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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イタマルくん3さい。
シャンプー嫌いなんですね。
火曜日が、シャンプー日。
エッ?週一?
そ、そうですか。
息子が大きくなってから出会った本でよかった。
ほとんど毎日シャンプーをしている息子。
赤ちゃんだっこでのシャンプーは、ぐずりませんでした。
でも、シャワーを使って自分でし始めたら、おっくうがるようになりましたね。
ま、スイミング短期コースがきっかけで、シャワー問題はクリアしましたが、でも、やっぱりシャンプー嫌いだったようです。
さて、イタマルくんのシャンプーは、家族にとっても憂鬱な日なようです。
お姉ちゃんのダニエラのアイディアに私も賛成でしたが。
このダニエラちゃん、いい味出してますねえ。
ちょっと、サディスティックなところがいい。
絶体絶命の二者択一をイタマルくんに迫るあたり、笑えて笑えて。
でも、ラストのプレゼントには、イタマルくんも優しくシャンプーしてあげるんでしょうね。
シャンプーOKになったお子さんと笑って読んでください。
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二人はしっかり“絵の中の庭”に入って…
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投稿日:2009/11/06 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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テオは おじいちゃんの うちが だいすきだった。
なんといっても お庭が すてきだった。
そんなおじいちゃんが、引っ越しをした。
庭のないアパートに。
ベランダにお花を植えても風が強いから、お花が可愛そうだとおじいちゃん。
本物だとおもって、作り物のお花でお庭を作ることをおじいちゃんに提案したテオ。
大きなキャンバスをベランダに立てかけて…。
ここから、テオとおじいちゃんのお庭作りが始まります。
孫娘と、おじいちゃんのキャンバスに描く庭。
本格的なんです。
石の塀作りから、描かれます。
青い空がテオの手で。
そして、茶色で土が入れられました。
なんて素敵な時間なんでしょう。
二人、ゆっくり語りあいながらとても楽しそうです。
二人はしっかり“絵の中の庭”に入って、ガーデニングをしています。
クロッカスとスミレを咲かせた数週間後、おじいちゃんの不在の間、庭を任せられたテオ。
おじいちゃんは、次の花が咲く準備の手入れをしていてくれました。
アパートの外観が見えるページでは、おじいちゃんのベランダに確かにお庭がありました。拍手拍手です。
ラストが読み手を幸せな気持ちにしてくれます。
こんな、お庭の作り方があったんですね。感動です。
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家の設計図の変化が楽しい
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投稿日:2009/11/05 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『おおきなやかたのものがたり』で、青山ワールドのとりこになってしまった息子。
この絵本にも夢中でした。
森に住む気むずかしいドワーフじいさん。
ものつくりが得意です。
見晴台のある新しい家造りを始めます。
ところが、老体で角材をかつぐのも大変。
そこへ、くまがやってきて、
「てつだうから、ぼくのへやもつくってよ。」。
ドワーフじいさん仕方なく手伝ってもらうことに。
次に、さるがやってきて…。
と、次々に、森の生き物がお手伝いに。
そして、おじいさんの夢の見晴台は…。
くまさん登場のページから描かれている家の設計図が、次々の動物の登場と共に変わって行くのが楽しいんです。
家が部屋数を増やしつつ、できあがっていくプロセスがまたお話に引き込まれていく要因です。
途中おじいさんに起こったアクシデントで、どうなることかと心配顔の息子でしたが、たくさんの動物たちが、家の完成のため楽しそうによく働いているページにほっとしたようです。
昨夜、久々読み直した息子は、くまとさるがおじいさんに抗議するページに爆笑。
おじいさんの独り言のページに「不機嫌なのなんかわかるな〜、フフッ。自分で作っていたプラモデルを、おとうさんに完成させられちゃった感じに似てない?」と笑っていました。
木の香りたっぷりの家の中が小さな森のようで、たくさんの家族との賑やかでほのぼのとした生活が、おじいさんにとっては思いもよらない理想郷の完成だったのではないでしょうか。
ラストのページのおじいさんに、「夢をあきらめない」って、何歳になっても素敵だなと、笑いがこぼれてきました。
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魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました
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投稿日:2009/11/05 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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韓国のたくさんのお話の中で、登場人物たちが、随分警戒し怖がっているのが、トッケビ。
今回はトッケビが何をしたのだろうと、ワクワクしながら読みました。
天涯孤独なトセルは、全財産をはたいて買った牛と一緒に薪売りをし、覇気のないその日暮らしの生活をしていました。
ある冬の日、家路を急ぐトセルと牛の前に森の中から、助けを求めるトッケビが…。
傷ついて術が使えなくなっているトッケビを、あろう事か牛のお腹の中にふた月もいれてやるなんて。
これだから面白い。おもわず気持ちが前のめりになります。
トッケビは入れてもらったお礼を守り、結果トセルは心ならずも仕事に精を出すようになるところが笑えます。
やがて、ふた月を待たずして、不安になるほどの牛のお腹の膨張っぷり。
「なでなでしたくなっちゃうね」と、我が息子。
お腹の中からのトッケビの脱出劇に大笑い。
義理堅く、礼儀正しいトッケビのおかげで、トセルの人生観も変わったようですね。
今回のトッケビは、福をもたらしてくれた良いトッケビでした。
日本の『天下一の馬』の翻案作品だそうですが、韓国の風土を感じながら楽しめた作品でした。
お話は、時代・国を渡って、それぞれの風土に馴染むものに育っていくのでしょうね。
ハン・ビョンホさんの絵は今回もユーモラスでした。
たくさんの魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました。
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子どもに対する優しい眼差し
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投稿日:2009/11/04 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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時計の読み方の絵本かしら?と思いながら読みました。
学習本ではありませんでした。
時間の概念を子どもにわかりやすく語りかけている作品でした。
1びょうは、しゃっくり 1かい する じかん。
ママに ちゅっ ほっぺに ちゅっ
1ぷんかんは、 きみの すきな うたが うたえる くらい。
1じかんだと…
1にちだったら…
と、まだまだ続きます。
子どもに対する優しい眼差しで語りかけられていて、自分の子育て“てんやわんや時代”がよみがえってきました。
と、同時に子ども時代の時間って、貴重だな〜としみじみ思いました。
1週間のところで、
退屈な1日、どきどきする1日。
7つあれば、色んな1日がある。
に、「そうだよな〜」と息子。
1月のところでは、
くつひもを ちゃんと結べるようになるかな
で、私がグッと来ちゃいました。
画面割りが、、各見開独特で、どのぺーじも明るく楽しい絵です。
最終ページの
じかんはとまらず、ずんずん すすむ。
でもかわらないことがあるんだ。
以降の文に、また母はググッと来てしまいました。
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協力する二人の姿は可愛らしく純だな〜
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投稿日:2009/11/03 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『はなをほじほじいいきもち』のダニエラ・クロートさんの作品。
クロコダイルくんとジラフちゃんの恋物語第2作目です。
1作目で、やっと想いを伝えられた、クロコダイルくん。
ジラフちゃんと一緒に暮らしたいと考えて…。
二人で、一生懸命考えて、快適な生活を模索します。
身長差は、生活にこんな問題を引き起こすものなのかと、笑えます。
この恋のためただ直向きに、協力する二人の姿は可愛らしく純だな〜と、思います。
最後のページの二人で作った新居に「へ〜、スゴイな〜。友だちも遊びに来たら、この中に入らなきゃならないの?水着持参だね」と息子は笑っていました。
第三作目は、ないのでしょうか。
見返しの絵もオシャレですね。
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メスの生まれる確率はどれくらいだろう?
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投稿日:2009/11/03 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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読書週間のこの時期にと思い、図書館に行きました。
書棚の上に置かれていたこの表紙に、「品切れ・絶版本」のシールが貼られていて、おもわず手に取りました。
1943年初版のアメリカの絵本です。
石版画という事ですが、カラーページの彩色が色鉛筆のような淡い色調で綺麗です。
主人公は、独身のおばさんのようです。
ニワトリを飼い、今日も町へ卵を売りに。
町までの遠い道、退屈しのぎに考え事を。
たまごをうって、ほしいものを てにいれたい、おばさんの ゆめに
ひがつきました。
の一文に吹き出し、一緒になって想像をしていました。
『スゴイスゴイ、これは左うちわだわ。』と、おばさんが奥方様になったページでもう一笑い。
ラストのページで、こんなポジティブなおばさんなら、ポッと夢を実現してしまうかもと思いました。
息子もめんどりを2羽買うところから計算に参加して、ひよこのところで、「メスの生まれる確率はどれくらいだろう?」なんてつぶやいていました。
低学年向けになっていますが、高学年でも楽しめるようです。
お話し会に使ってみたいと思った一冊です。
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懐かしさと淋しさが交錯して
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投稿日:2009/10/31 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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私は紙芝居屋さん終焉期に子ども時代を過ごしました。
テレビ普及時代に育ちましたから、気づかぬうちにその姿を見かけなくなりました。
さて、主人公のおじいさん、もはや紙芝居業を廃業していたようでしたが、思い立ってかつての町へ、自転車に紙芝居とおばあさんの作ってくれた砂糖菓子を載せ…。
町の様変わりに驚きながら、かつての自分の店開きをしていた場所で、独演を…。
懐かしい想いと、時代にのみこまれてしまった淋しい想いが読んでいて交錯し、読後しんみりとしてしまいました。
お話し会で紙芝居の台を使う事もありますが、この大切な「日本の子どもの文化」とも言えるスタイルは、お菓子はありませんが、こういう形でもやはり残して伝えていきたいと、改めて思いました。
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ゆっくりとした時間の流れ
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投稿日:2009/10/31 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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紅葉の綺麗な山道をのどかにバスが昇って行く表紙絵に惹かれ読みました。
鼻先の長い昔のバスです。
一日にへんしか通らないバス。
朝、村から町へ。
夕方、町から村へ。
途中、乗りたい人は手を挙げれば、どこでもバスは止まってくれます。
ある朝いつものように、村から出たバスに、峠にさしかかったところで、男の子が手を挙げ、のってきました。
でも、男の子は、お金を持っていませんでしたが、…。
昭和初期から、二・三十年の頃のことでしょうか。
バスには、切符を切る車掌さんが。
帰りのバスには、明日の結婚式(祝言)のため、つのかくしのお嫁さん、そしてその一行も。
服装ひとつみても、バスの棚に上がっている風呂敷包みの荷物にも、時代を感じてしまいます。
帰りの雪化粧した山の様子も美しい。
雪で動けなくなりそうな山道が、雪かきされていて、読んでいて驚きでした。
最後の、おばあさんへの手紙で、ポッと心が温かくなりました。
今の時代無くしてしまった、ゆっくりとした時間の流れが、人々の心の交流をおおらかに優しくしているように思えました。
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緑と青をベースとした色使いにため息が
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投稿日:2009/10/30 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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小学1年のしんのすけくん。
オネショの失敗が多いようです。
夏休みに、一人でおばあちゃんちに泊まりに行ったら、やっぱり失敗。
おばあちゃんに、オネショをしたことを打ち明けると、叱られるどころか、「正直だ」と褒められて。
昔おばあちゃんが、ついた嘘の話を聞いて、しんのすけくんは…。
戦時中、食べ物も薬もない時代に病気で失った弟についた嘘。
とても切ない嘘です。
おばあちゃんの ことばが コトリと 音を たてて、ぼくの こころに おちて きた。
この文に、なんて美しい詩的な表現だろうと思いました。
そして、おばあちゃんが抱えてきた、悲しくどうにもすることができなかった後悔の残っている嘘。
しんのすけくんと同い年の弟への思いが、何十年も変わらず忘れられず、おばちゃんの人生と共に歩いてきた事が伝わってきます。
この、自責の念に耐えられぬような、おばあちゃんを救ったしんのすけくんの行動。
泣けて泣けて、どうしようもありませんでした。
明るめのトーンのページから始まり、緑と青をベースとした色使いにため息が出るほど見とれました。
戦時中のページは、単色に近い押さえ気味の色調で、悲しさが良く伝わってきました。
『なんて、丁寧に描かれた一冊だろう』と、完成度の高い作品への感動の意味でもまた涙が出てきました。
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命を全うするということの意味
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投稿日:2009/10/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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えっ!めざし?
めだかじゃないの?
『めざしのジョニー』って何よ?
と、手にとった本です。
魚が主人公。
海を泳いでいたら、網に引っかかって。
干されて、焼かれて…。
続きます、めざしくんの一生が。
始めは、親子でニカニカして読んでいましたが、後半は、「ん〜〜〜。」と考えさせられました。
途中、食物連鎖の話かとも思いましたが、もっと深かった。
この世に命を与えられたものが、その命を全うするということの意味が書かれていました。
皆無限の可能性を持ち、必ず誰か何かの力(役に立つ事)になることを喜びとし生きていると言うことを、再確認できる内容でした。
作者の福角先生は、脳性麻痺の障害と共に生きてこられた方だそうです。
ご自分の最も苦手とされる“語り部”の世界へ勇気をもって飛び込まれ、ご自分の自信に変えられたご経験が、この作品として結晶化していると思いました。
大人の方にも読んで頂きたい作品です。
食卓に焼き魚が並んだ日、「グリルの中は大丈夫だろうね。」と母に不信の目を向ける息子でした。
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どんな森なんだろう?
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投稿日:2009/10/30 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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懐かしい昔話です。
私にとっても、息子にとっても。
韓国の昔話『とらとほしがき』を読んだとき、この絵本が懐かしくなってもう一度読みました。
7年前、タイトルを見たとき『どんな森なんだろう?』と思い手に取りました。
読み進めていくいうちに、『どんな化け物なんだろう?』と思いました。
そして、正体がわったときには、大笑いでした。
田島先生の絵が大好きです。
一見開きに、色数を押さえ、力強い輪郭で描かれた各場面。
中でも、息子にうけたのが、わら山の中に隠れ、じいさんばあさんの話に、喜んでいるおおかみのシーンです。
ラストのおさるの顔としっぽの話を、4歳当時の息子は「そうなんだ〜」と妙に得心していました。
この日本の楽しい昔話は、我が家の大切な思い出の一冊です。
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意外な発想に 虚をつかれ 可笑しくて
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投稿日:2009/10/29 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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懐かしい一冊を図書館で見つけ借りてきました。
インフルエンザで臨時休校。
外出禁止のピンピンした息子が手に取り、「懐かしいな。一緒に読もうよ。はは、また笑って読めないかもね。」
そうです。
三年前、読みながら笑ってしまって、なかなか進めなかった絵本です。
風の強いある日、公園に魔女の子ども三人がやって来ました。
公園の動物たちは大騒ぎ。
『なんで?、いたって普通っぽい、魔法なんて言葉からほど遠い可愛らしい三人きょうだいじゃない。』って、思っていました。
池にヨットを浮かべ遊んでいる女の子のそばを通ると、ヨットが池の中央へ、そしてひっくり返ってしまいました。
そこで、まじょにいちゃんがかけた魔法は…。
やっぱりここで大笑い。
魔女の子どもはこういう発想になるのかと、虚をつかれ可笑しくて可笑しくて。
さ〜ここからが大変。最初の魔法をとくために、次から次へと魔法の連続。
収拾がつかない状態に、魔法をかけられたものたちは、パニック状態で叫びます。
やはり、今回も笑って引きつりながら読みました。
最終魔術とも言える、ちび魔女ちゃんのまほうのことばのページが大好きです。
やっぱり楽しい。
横を見ると、息子も初回の時以上に大笑いしていました。
絵が、『サムさんと10ぴきのひつじ』のラッセル・エイトさんの絵です。
この奇想天外なストーりーは、この絵でなくちゃと思います。
親子で笑ってください。
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昔話という雰囲気を楽しめる色調
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投稿日:2009/10/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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タイトルを見て、静岡の方の作品かなと思ったらアタリでした。
絵は、『スーホの白い馬』の赤羽先生。
味のある独特の世界を堪能できました。
縦開きの生きた内容。
いかにも昔話という雰囲気を楽しめる色調。
おへそを食べないと、雨を降らすことのできないかみなりに、にやり。
五重塔のてっぺんに結びつけた槍に、虎皮のパンツが引っかかったかみなりに、「あっぶな〜い。」と、大笑いの息子。
凧に篭をさげ黒雲へもどっていくお話の展開に、かみなりが可愛らしく思えてきます。
かみなりの食べた当時のへそもちが、食べてみたくなりました。
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可愛らしいコップでした
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投稿日:2009/10/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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北欧に伝わるお話だそうです。
雌鳥のコッコさん、ひよこのタッペンを連れて、森へ種を探しに。
タッペンがおもわず大きな種を飲み込み、コンコンが止まりません。
あわてた、コッコさんは泉へ水を求めて…。
泉はコップがなければ、水をくめない。
コップを求めて、樫の木へ。
でも樫の木を揺すってくれる人がいなければ…。
と、延々と続きます。
積み上げ歌の形を取って、読み手をお話へ引き込みます。
なにしろ、タッペンが大変なんですから、読んでて、『早く早く』って、思っちゃいます。
牛のところで、なんの皮をもらうのかと考えました。
こびとさんたちのところで、感激。
なんていい人たちなんでしょう。
お話がタッペンまで、もどるまで、全て解決しました。
それにしても可愛らしいコップでした。
「なんて、のんびりしてるんだ、靴ができるまで時間がかかりそう」と笑っていました。
デンマークのお話の『ふとっちょねこ』を思い出しました。
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楽しみ方がいろいろ
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投稿日:2009/10/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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二歳頃から、テレビで落語が入ると正座をして見ていた息子。
「ん?これは早く弟子入りを考えねば。」なんて、夫婦で笑ったものです。
お話も、もちろんおちもわからない年頃なのに、。
何が面白いのかわかりませんが、お客さんのわき上がる笑い声が気に入っていたようです。
以来息子の落語好きは変わっていません。
日曜日は、落語番組に間に合わせての生活です(笑)。
CD付きのこの絵本。
本物に触れさせる良い機会だと思います。
楽しみ方が、いろいろのようです。
一度めは、黙読。
二度目は、音読。
三度目は、CDを。
ちいさいお子さんには、絵を見ながらゆっくり読んであげるのが良いでしょう。
この巻で、気に入っているのは、絵が楽しく解りやすかった「道具屋」だそうです。
CDでは、「えんぎかつぎ」に大笑いでした。
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ありでしょ〜〜!!
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投稿日:2009/10/29 |
わたぼうしママさん 30代・ママ・神奈川県 女の子12歳、女の子10歳、男の子7歳
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私も3人の子供達も、ありでしょ〜〜〜〜!!(爆笑)の一言。
1回目は、何?何?
2回目は、これは、・・・だったんだ!?
3回目は、オチを待てずにみんなで ニマニマしながら読み・・・爆笑
禁断の?それとも永遠の笑いの王道?子供なら、必ず意味もなく繰り返し口にしては、ケラケラ笑い続けられるという恐るべし・・・。
ハエくんとのコラボが たまりませんでした。
来月子供の小学校で、行われる恒例の「よみきかせ」で、6.5.1.年教室(3人の子供のそれぞれの学年)この1冊を読んでみて、反応を見たいと思っています。ゲームや漫画に依存しすぎの 最近の子供達に、絵本の面白さを ば〜〜〜〜〜ん!!と見せ付けてくれる1冊ですよ!!
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懐かしい響きのリズミカルさ
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投稿日:2009/10/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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いや〜悪そうな顔つきの表紙絵のきつね。
大きな袋をかついで、それにしても狡猾そうな目つきです
ん〜人間の心理の裏をかいたこの作戦。
憎らしいほど、わなに落ちる人間。
その人間のおばさんの表現が楽しい。
ちっちゃなおばさん、おっきなおばさん、まだまだ出てきます。
一匹の蜂からこうなるとはと、読みながら次のおばさんが罠にはまらぬようにと願ってました。
ラストの展開に、スッキリ。
文も何か懐かしい響きのリズミカルさ。
“てこてこ てこてこ あるいていくと” が出てくるたびに息子にうけました。
子どもにとっては、きつねの罠の繰り返しと、袋の中身の変化が楽しいようです。
ちいさいお子さんも楽しめると思います。
ジンジャーケーキおいしそう。
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じぃ〜ん
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投稿日:2009/10/28 |
かにちゃんままさん 30代・ママ・山形県 男の子7歳、女の子2歳
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ともだちって おかあさんや おとうさんにもいえないことを そうだんできるひと。 (そうそう・・・) ともだちなら かりたものは きちんと 返そう。(うん、うん) なかまはずれにされたら どんな気持ちかな? ひとつひとつのことばが凄く考えさせてくれる本です。 高学年で読み聞かせをしましたが、先生からも凄く良い本!!と
大絶賛!!!後日子供を通じて先生から授業で使いたいから貸して もらえないかと・・・・・。 ともだちの大切さが伝わる子供達に何度も読んでもらいたい本です。
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