降り方の違いががわかる素敵な絵
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投稿日:2009/10/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『とべバッタ』の田島先生の絵です。
韓国で先生野江は人気で、この絵本は韓国が先だったそうです。
“じょあじょあ”は、雨が勢いよく降る様子を表す言葉だそうです。
雨は、どうして降るのでしょう?
から始まって、地球の中で、水がめぐりめぐっているシステムを、とってもわかりやすく、ユーモアをまじえ教えてくれます。
田島先生の描く雨は、それぞれ降り方の違いががわかる素敵な絵でした。
息子、「ほほ〜、わかりやすい。」と一言。
楽しんで学べる良書です。
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私の話にされちゃいました
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投稿日:2009/10/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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楽しいです。
そうなっちゃうかもね。
そうそう、きっとそうだよね〜。
息子が、私の笑い声で覗きに来たので読ませたら、
「ははがはいたら、みんな絵がなくなるよ。横縞になっちゃうよ。」と、私の話にされちゃいました。あ〜にくたらしい〜。
さくらんぼ模様も、ねずみさんのプリントも、おかあさんがはいたら模様が、こんな風に変わりそうな気がします。
とかげの模様は、私もちょっと考えちゃいました。
そして、納得。
でも、…。
親子で、笑って読んでください。
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あらかじめ読んでからお考えください(笑)
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投稿日:2009/10/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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明るくさわやかな始まりに、どんなことが起こるのかな〜と、わくわく読んでいたら、“はなのみち”“もりのみち”に別れたあたりで嫌な予感。
お母さんの言いつけを守らない一歩に、『ダメ〜〜〜〜〜』。
やっぱり、こわあ〜い。
お豆腐屋さんで、こんたが涙目で「おばけください!」の一言が、字の効果もあり大爆笑でした。
どんぐりのお金に、息子は、ニッコリ。
天狗も鬼もおばけも迫力ありました。
降矢先生の絵を見ているような錯覚を覚えました。
恐がり屋さんには、お母さんがあらかじめ読んでからお考えください(笑)。
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子猫のようなライオンの声が可愛らしい
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投稿日:2009/10/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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口をパカーと開けてあくびをしていたライオンの前にあめ玉だぽたんと落ちてきて、くにゃりとくずれ、生き物と思ったライオンが一口にぺろんと食べたら…。
吠えようとしても「ニイ」という子猫のような声しか出ないライオンが、可愛らしい。
すっかり自信を失って、穴ぐらにひきこもり。
こうさぎが、穴ぐらを通りかかって…。
運んできてくれたお食事を食べるライオンの表情がおもしろい。
声が治って、「ライオンなんだよ」と、こうさぎに事実を告白するシーンがいいな〜。
ラストもあったかです。
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朝鮮の昔の世界への旅
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投稿日:2009/10/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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息子が3年生の時の教材だったけれど、「絵本でもう一度見てみたい」し、私にも「面白いから読んでみて」と勧めてくれました。
朝鮮の民話です。
さんねん峠の言い伝え、
〜
三年峠でころんだならば
三年きりしかいきられぬ
〜
があるそうです。
みんな長生きしたいので、転ばぬようにおそるおそる歩いていました。
ある秋の日、隣村へ反物を売りに行った帰りに通りかっかったおじいさん。
石につまずいて転んでしまいました。
病は気からとよく言ったものです。
おじいさんが寝込んでいるページで、笑ってしまいました。
げっそり、げんなりの表情が、良く描かれています。
そこから一転、おじいさんの嬉しくて、調子づいている様子がまた楽しい絵から伝わってきます。
リズミカルな文体でストーリーも楽しいですが、絵がとても美しい。
おじいさんが、秋の美しい眺めにうっとりするページをはじめ、どのページも、あったかく優しい色づかい、隅々楽しめる細かい描写に、本当に見とれてしまいました。
絵本をとおして、朝鮮の昔の世界へ旅をしてきたような読後感でした。
息子は、「絵本で楽しむべきお話だ」と絵を堪能していました。
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ほろりときて微笑ましい
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投稿日:2009/10/06 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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道ばたで石を見つけると、かわいそうになり家へ持ち帰る主人公アストン(ルックスは犬です)。
かいがいしく、ベットに寝かせたりお風呂にいれたり。
だんだんエスカレートしていき、部屋中手作りの小さいベッドにお布団を掛けた石 石 石。
笑いました。
3歳当時の息子も、夢中でした。
彼は、白くて平べったい石がお気に入りで、ガラス細工の入ったケースに勝手に陳列していましたっけ。
そのあとは、漬け物石のような大きいのをどこから見つけてくるのやら、玄関にゴロゴロ。
なんといっても、ほろりときて微笑ましいのは、アストンが、石たちにかける情です。
『こんな冷たい所に』、『こんな寒い日に』、と石を哀れみ連れて帰る様子が、可愛らしい。
さて、パパとママはどう対処するのかな〜と思ったら、パパ素晴らしい、ナイスアイディアです。
最後のページは、「アストンの収集癖は続きそう」と笑いを誘います。
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力が抜けるほど可愛くなっちゃって
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投稿日:2009/10/06 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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スウェーデンの森の妖精トムテの出てくるお話です。
主人公は、おとぎの国にくらすうさぎの6人家族。
うさぎのお家は、おとぎの森のとても素敵なところにあります。
でも、ちょっと森の中に入ると恐いおばけが住んでいます。
ある日、パパうさぎが、ブルーベリー・パンケーキを焼こうとしたらブルーベリーが足りません。
一番恐がりなおとうとうさぎが森へ摘みに行くおつかいを頼まれて…。
まちがって入ってしまった森の奥は、本当にちょっと恐いです。
でも、トムテに会って私もほっとしました。
おばけをみたら、ちゃんとおばけの目を見るんだというところで、息子が、「なるほど〜」と一言。
家へついても、恐怖心がおさまらないおとうとうさぎの気持ちがよくわかります。
お風呂に入ったとたんに、力が抜けるほど可愛くなっちゃったおばけに、親子で大笑いしました。
見返しにある“おとぎのもりのちず”も楽しいです。
息子は地図を見てから、再読していました。
5・6歳頃から楽しめると思います。
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“あきらめない。”って、心が強いこと
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投稿日:2009/10/06 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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一人の若者が、フランスプロバンス地方の山深い地域に足を踏み入れ、出会った男の話。
若者と男(エルゼアール・ブフィエ)の出会いから、34年間にわたる話です。
厳しい環境に人間社会も荒廃し、自然も瀕死状態の中に男は住んでいた。
家族を失い世間から身をひいて、孤独の世界へ。
ゆっくり歩む人生に、喜びを見いだしていた。
しかし、ここからが彼の人格をうかがわせる行動。
ただのんびりと過ごすより、何か為になる仕事をしたい。
木のない土地に良き伴侶をと考え、不毛の地に生命の種を植え付ける事を決意。
気の遠くなるような作業を黙々とおこなう男(エルゼアール・ブフィエ)。
無口な男の手と魂が、なんの技巧も凝らさずに、長い年月をかけ、作り上げたこの神の御業にも等しい偉業。
魂の偉大さのかげに潜む、不屈の精神。
心の寛大さのかげに潜む、弛まない情熱。
これらがあって、すばらしい結果がもたらされる。
という、結びの文に感動してしまいました。
色を失った世界の描写から、巻末に向かい明るいトーンの色が増えていき、生気と安らぎを取り戻した様子が美しい。
圧倒される内容を臨場感たっぷりに、読者に伝えてくれる素晴らしい絵でした。
“名誉も報酬ももとめない、おくゆかしい行いは後の世の人びとにあまねく恵みをほどこすもの。”
という巻頭の文が、読後心にしみいります。
「“あきらめない。”って、心が強くないとできないね。」と、息子がポツリ。
一週間程連夜、読んでいました。
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『気配』を感じる力
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投稿日:2009/10/05 |
リンダおばさん 40代・ママ・神奈川県 女の子14歳、男の子11歳、男の子5歳
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現代の都会っ子には『気配』を感じる力が弱まっているそうな。
(空気は読めるのに^^;)
自然の中にかくれんぼしている動物を探す本です。
これが意外と大人にも難しい。
本を買ってきた日は家族みんなでワイワイ楽しみました。
著者はNHK「ピタゴラスイッチ」でお馴染の佐藤雅彦さんとユーフラテス。
八ヶ岳への自然教室を控えた5年生のクラスで読んだら
みんな真剣に探して大盛り上がり。
もっとたくさんページがあったらいいのになあ。
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遊ぼうと頭をひねるシムシミが笑えます
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投稿日:2009/10/05 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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トッケビは三国時代から文献にお話が出ているほど昔から韓国人に親しまれてきましたそうです。 善良な人々に施しを与えたり、悪い人を懲らしめたりすることもありますし、知恵が足りずに人間に騙されることもあります。
たくさんのお話の中の人々は、随分警戒し怖がっている場面が多いようです。
さて、この絵本は『パパといっしょに』の ハン・ビョンホさんの作品です。
シムシミというの名のトッケビは、山奥に暮らし友だちもなく、楽しい遊びもないので、いつも寂しそうにしていました。
ある日遠くの村までおりてみることに…。
村人はおびえ逃げだし、相手をしてくれるものがなく、子犬に出会って…。
トッケビのキャラクターが、憎めないひょうきんな顔つきです。
背景の昔の韓国の山々、民家の様子も 素敵です。
一生懸命、遊ぼうと頭をひねるシムシミが、“こわいトッケビごっこ”を思いつく場面は、笑えます。
つながれた、家畜たちのうなだれた様子に息子が大笑い。
終盤でのパニック状態のシムシミの表情は、ちょっと気の毒になりました。
ラストのページの背中は、本当に寂しそうです。
見返しの絵の意味が、読後『なるほど』と思わせられました。
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ずんずん一緒に上へ上がって行っている気分
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投稿日:2009/10/04 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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こんな縦開きの絵本もあるんですね。
図書館で何気なく手に取ったのですが、開いてみてビックリ。
これは、楽しい。
読んでいる人たちで会話がはずみそう。
3階建てのビルの1階。
おばあさんが、30匹の猫と暮らしていました。
花屋さんからのお届け物で、ドアを開けたら、猫たちが出て行っちゃった。
1階から2階への階段の所に1匹目が。
2階から30階まで各1匹います。
探してあげてね、という絵本です。
ねこちゃん探しも楽しいですが、各階のお部屋の様子がまた楽しい。
各階の階数を表す数字も絵の右側に書いてあり、わかりやすいです。
ページを捲るごとに、ずんずん一緒に上に上がって行っている気分です。
同じ時間に、人は色んな事をしているもんですね。
11階と26階が息子は、気に入ったようです。
閉じた後表紙にもニッコリです。
小さいお子さんと、珍しいスタイルのこの絵本を楽しんでみてください。
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技術の凝縮された精緻な作品
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投稿日:2009/10/04 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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建築デザインを学んだ方らしい、その技術の凝縮された精緻な作品だと思います。
舞台はイタリア。
古い教会のかべの塗りかえ職人アンジェロ。
年老いてはいるが、大好きな自分の仕事に一生を捧げてきた。
ある日、いつも作業の邪魔になるハトを一羽見つけた。
だがそのハトは、傷ついていた。
孤独な一人暮らしの家に心ならずも連れ帰り、ハトを手当し、やがてアンジェロとハトの間に、言葉を介さない友情が生まれ…。
足場を組んだ教会や休日に訪れる遺跡、そして他の建物の描写を見て、『カテドラル』−最も美しい大聖堂のできるまで−等の、素晴らしい作品を思い出します。(1991年『Black and White』で、コールデコット賞金賞を受賞)
アンジェロという主人公の命名も、ミケランジェロを想起させられました。
傷ついたハト(シルビア)が横たわるベッドのページで、、息子は「すご〜い。」と感嘆の声をあげていました。
終盤、年老いて行くアンジェロを見守るシルビアと、自分亡き後のシルビアを心配するアンジェロの姿に熱いものがこみ上げてきます。
教会と調和したシルビアの新しい家は、アンジェロの残したあたたかい最後の芸術だと思いました。
小学校中学年頃から、一人で読み楽しめる作品だと思います。
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私まで調子づいちゃって
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投稿日:2009/10/04 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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落語絵本です。
世の中にはどうしようもない男がおります。
って、言うのが落語の定石でしょうか。
この男さきちも、仕事が長く勤まらない。
隣町のおじさんの家へ、仕事をくびになったその足で。
おじさんも、あきれ果て、家にあるものをざるに入れ、「これを売ってこい」と…。
ざるの中身を見て、その取り合わせが面白くて笑っちゃいました。
さてさて、さきちは全部売ることができるでしょうか?
さきちの商売の様子が楽しそう。
人生を謳歌してるな〜。
長生きできそうなひとだな〜。
それにしても、これだけ夢中になれるなら、自分にあった仕事が見つかれば、うまくいくと思うのですが。
繰り返される客寄せの呼び声を読んでいるうちに、私まで調子づいてしまいました。
上方落語の関西弁は、このぬけた話にとっても合っていました。
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これぞプロという堀りっぷり
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投稿日:2009/10/04 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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縦開きの日本の昔話ということで、面白そうだな〜と、手に取りました。
とんでもなく大きいだいこんを、じさまとばさまで引っ張れず、いどほりちょうべいに、頼みます。
21日もかかって、だいこんのはしっこについたちょうべい、上のじさまとばさまに引っ張ってもらったら、ブッチン! つかまっていただいこんのしっぽが切れて…。
縦開きに納得です。
まあ、だいこんの大きく長いこと長いこと。
ちょうべいが、だいこん堀りをしている様子に大笑い。
超スピードで、これぞプロという堀りっぷり。
おみごとおみごと。
あわてんぼうのちょうべい、このあとの異世界を下へ行ったり、上へ行ったり奇想天外なお話が息子にはうけました。
最後もおおうけでした。
だいこんのおいしくなってくるこの季節、3・4歳頃のお子さんと楽しめると思います。
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“10”まで 数えられる お子さんに
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投稿日:2009/10/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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表紙絵を見て、『羊のショーン』を思い出し手に取りました。
もう、期待を裏切りません。
扉絵前から、お話が始まっています。
山のふもとに、赤い布に何か(変装道具かな?)をくるんで首に巻いたオオカミ。
その山を越えて降りたあたりにサムと後ろ足二本で歩いている羊たち。
寒い嵐の夜に10匹の羊たちと帰ってきたサム。
羊たちを同じベッドで寝かせるくらい大切にしています。
みんな無事か、カウントすると…。
ものすごい物音に、サムは飛び起き玄関へ。
11匹目の羊に変装したしたオオカミにまんまと騙されそうなサムを押しとどめる羊たち。
サムにしっかり自分たちの数をカウントしてもらうため、羊たちは…。
笑った笑った。なんでサムが、羊を数えている途中でいつも眠ってしまうかの理由に親子で大爆笑でした。
一部仕掛が入っていてまた楽しい。
数を10まで数えられるようになったお子さんに、読んでみてはいかがでしょうか。
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お気に入りは、“子守歌は………”です
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投稿日:2009/10/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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自慢の長いしっぽをもつお母さんねことこねこたちのお話。
とにかく、「ながい」がたくさんでてきます。
しっぽが釣り竿になったのには、ビックリ。お食事もお散歩も、おやすみも長いんです。
私のお気に入りは、“子守歌はながくなが〜くうたいましょ”です。
お話も楽しいし、絵が柔らかくて優しい。
子猫は全部で21匹。三毛ありトラあり黒あり。
ページをもどったり行ったりして、お気に入りのこねこちゃんが各ページで何をしているか、どこにいるかを探すのも楽しいと思います。
それにしても、こんなに優しいおかあさんなのに、子猫を守るためには厳しい目つきになるんですね猫ちゃんでも。
ちら見をしていた犬好き息子は、「ねこもかわいいなあ〜。」と、『なんか、飼おうよ』という熱い視線を私に送っていました。
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「おじさん、体、弱っ!」
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投稿日:2009/10/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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実りの季節ですし、味覚や嗜好がはっきりしてくるお年頃のお子さんにいかがでしょうか。
再話だそうですが、読んでいて知っているつもりが、私の記憶と違ってました。
こういうお話もあるんですね。
三者、初めは白かった。
何を思ったのか、山登り。朝早くふもとを出発し、やっとやっと頂上へ。
でもでも、へたへたで降りる元気がありません。
そこへ、炭焼きのおじさんが通りかかり…。
笑いました。そうかそうかそうなのか〜。息子も私の記憶と同じで、 「こっちの話も面白いね。」と、一言。
「おじさん、みんな背負って行けなかったのかね〜。体、弱っ!」って、二言目。
食卓に、のぼったら、この絵本の事をもう一度話題にしてみるのも楽しいかも。
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平均台は、長いだけじゃなく高かった!
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投稿日:2009/10/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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主人公の小学生のそらくん。
学校の帰り道の曲がり角の車道と歩道をの境界の白いラインに目がいって、その上を歩いて帰ることに決めました。
線の上だけというのは、長〜〜〜〜〜い平均台のようで、バランスをとるのが難しい。
とんぼやザリガニの誘惑にも負けず、ただひたすら家を目指します。
横断歩道のゼブラゾーンの白だけをまたいで渡るシーン。
右のページをみてビックリ。
そらくんの平均台は、長いだけじゃなく高かった!
息子はここで「ぎょぉ〜〜〜。』と絶叫。
そらくんのイマジネーションの世界、すごいな〜。
これは一つのアドベンチャーですね。
家までもう少しのところで、無い。
白い線。
動けないそらくん。
どうするんだろうと思ったら、とっても素敵なエンディングでした。
トウモロコシ畑、田んぼのある風景に思わず、深呼吸がしたくなりました。
なんといっても、(そらくんも同じ字かな?)空の色があったかくて、清々しくて、明るいお話にしていると思いました。
『えんふねにのって』も、この作品も、子どもの限りない想像力を
表現した素晴らしい絵本だと思います。
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アンバランスな感覚が心地よくって
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投稿日:2009/10/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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なんか、タイトルから愉快。
表紙絵も笑ってしまう。
読んだら、関西弁の語り口調。
なんか、アンバランスな感覚が心地よくって読みました。
イギリス・スペイン・フランス・日本で、同じ動物の鳴き声を言葉に表現したらこんなに違うんだ〜とビックリ。
けれど どこへいっても うしは、「モ〜!」ってなくねん。
このフレーズが可笑しくって。
わかっていても可笑しくって。
スペインの犬の背景のドン・キホーテ
フランスのかえるの背景の凱旋門
イギリスのアヒルの背景のストーンヘンジ
日本の鶏の背景の富士山
などなど、鳴き声だけではなく、各国の文化にもちょっと触れられる楽しい絵本でした。
訳は、英語による落語講演を12カ国77都市300以上おこなっている、桂かい枝さん。
語りが楽しいわけでした。
最後には、出てきた鳴き声がスペル付きで表になっています。
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まぜご飯のおにぎりを思い出して
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投稿日:2009/10/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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やまんば、鬼、おばけなどなど、不思議な世界っていったら、やっぱり降矢先生のこの絵ですよね〜。
まゆの元気いっぱいが、ページを飛び出して伝わってきます。
この季節、あの、ごまとキノコと山菜のまぜご飯のおにぎりを思い出して、そうそう、だいこん汁もありましたっけ。久しぶりに復習です。
のっぽの山姥の娘まゆが、初めて鬼に会う。
まゆを食おうと、家へ招き寄せる鬼。
湯を沸かし、まゆ汁でも作る気なのか…。
お風呂だと騙され、手伝うまゆ。
超怪力のまゆを見て、息子は大喜びでした。
私は、学生時代ピークだったDr.スランプ アラレちゃんをちょっと思い出しちゃったりして。
なんといっても、松の木一本スポッと抜いちゃうあのページ、最高です。
最後のめでたしも、子どもをほっとさせますね。
ストーリーも、わかりやすいので小さいお子さんにも理解できるかと思います。
「このやまんば、若いよね〜。」と久々に見た息子。
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