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★5  息子と私、みごとにはまりました! 投稿日:2008/04/02
ぼのさん 40代・ママ・新潟県  男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
バッテリー
バッテリー 作: あさの あつこ
絵: 佐藤 真紀子

出版社: 教育画劇
小2から野球を始め、野球歴8年目に突入した中3(とうとうなってしまった!大汗)の長男が、6年生の時に、この1巻だけ借りてきて読んでました。

朝から晩まで外にいて、あまり本を読む子ではなかったので、案の定、字がいっぱいで分厚いこの本も、いくら少年野球という身近なテーマが描かれてるとはいえ、挫折したようです(苦笑)。

ところが、約1年後、中学生になり、語彙力も増え、理解力も増したのか?!朝読書の時間に読み始めたら、おもしろかったらしく、家でも寝る間を惜しんで、とうとう全巻読破してしまいました。

子どもの頃から、本が大好きだった私は、そんな息子の姿が昔の自分と重なり、とてもうれしくて、彼を夢中にさせた『バッテリー』を、自分でも読んでみたくなり、古本屋で文庫本を買い漁り(当時、最終巻だけは、まだ文庫化されてなかったので、分厚い児童書を図書館で予約して借りて・・・)読破しました!

めちゃくちゃ、おもしろかったです〜♪
ちょうど、長男と同じ年頃の野球少年たちのストーリーというのもあり、感情移入しまくって、ハラハラドキドキ楽しみました。
主人公のピッチャー=巧と、バッテリーを組むことになったキャッチャー=豪を初め、個性的な野球部仲間たち。
病弱な弟=青波や、父母、祖父。顧問のオトムライや先輩たち。
とにかく一人一人の登場人物が、いきいきしていて、魅力的なんです☆(わあ、なんて嫌なやつ〜というのも出てきますが・・・!)

1巻目は、まだ、中学入学前の春休みの、巧と豪との出会いという、ほんの序章しか書かれてませんが・・・続きが読みたくなることまちがいないです!

映画化もされ、今週からドラマも始りますね。
映像で見るのもいいですが、スリル満点の原作をぜひ、多くの方に味わってほしいです。

私は、この『バッテリー』で、あさのあつこさんに目覚め、長男と競うように、他の作品も読み漁ってます。
中学生になった息子と、お気に入りの本を通して、共通の会話ができるのは、とてもしあわせなことだと思います♪

6年生の時の息子のように挫折する人もいるかもしれませんが、中1の時の息子のように、ある日突然、スラスラ読める日が来るかもしれません。今はまだ早いと思ったら、また後日、挑戦してみてくださいね♪
特に、野球少年&応援してる親、必読です☆
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★5  中川+高畠コンビだからこそ出せる味♪ 投稿日:2008/04/03
ぼのさん 40代・ママ・新潟県  男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
だじゃれレストラン
だじゃれレストラン 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
我が家には、このシリーズ『どうぶつえん』と『すいぞくかん』があり、家族みんなのお気に入りです☆
残念ながら、第3弾の『しょくぶつえん』は未読ですが、図書館で第4弾の『レストラン』を見つけたので借りてみました。

表紙からして、野球少年の長男が喜びそう♪(笑)
ちなみに、すべりこんだシェフは、もちろん『シェーフ!』

そう!このシリーズ、中川さんのだじゃれ+高畠さんの絵で成り立っていて、どちらが欠けてもおもしろくない!

もちろん、練りに練られただじゃれ自体もおもしろいけど(特にお気に入りは、ミソシラ&こワイン?)本当はだじゃれではないのに、絵と組み合わせるとだじゃれになってしまう、普通の名詞たち(例;おにぎり、おすし、しゃぶしゃぶetc)がいい味出してるんだよね〜♪

だじゃれなんてくだらない!
なんて思ってる人がいたら、ぜひおすすめしたいシリーズです♪(世界観変わります!爆)

次は『しょくぶつえん』ぶっしょくしてきま〜す!(イマイチか〜。苦笑)
参考になりました。 0人

★5  時間が必要です 投稿日:2008/03/30
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県  男の子16歳、男の子14歳
だいじょうぶだよ、ゾウさん
だいじょうぶだよ、ゾウさん 作: ローレンス・ブルギニョン
絵: ヴァレリー・ダール
訳: 柳田邦男

出版社: 文溪堂
幼いねずみと年老いたゾウが仲良く暮らしていましたが、「死」という別れが近づくことにねずみは受け入れることができません
やがて時が流れ、成長したねずみはやっと気持ちの整理がついてゾウを送り出す決心をします
一日でも長生きをして欲しいとは家族であったら当然の気持ちです
でもどんな生き物でも必ず死にます、それが早いか遅いだけの事と言葉で言うことは簡単ですが、感情はそうはいきません
毛布を作ったり、橋を直す作業は、そうした考える時間を表現しているのかな?
「死」について無理に自分の心を閉じ込める必要はありません
必ず時間が解決すると私は信じています
参考になりました。 2人

★5  とても深い絵本ですね。 投稿日:2008/03/27
ぼのさん 40代・ママ・新潟県  男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
いつも だれかが…
いつも だれかが… 作・絵: ユッタ・バウアー
訳: 上田 真而子

出版社: 徳間書店
評価が高くて気になっていた絵本です。

なるほど〜!

深いですね〜。じ〜んとなりました。

ホスピスに入院中のおじいちゃんが、人生を振り返って孫に語ります。
「わしは なにをしても うまくいったんだぞ・・・」

むこうみずのやんちゃ坊主だったおじいちゃんが、いろんな目に遭いながらも、まずまずラッキーな人生を送ってこれたのは、目には見えない天使が守ってくれていたからなんですね。

うちの長女も、低学年の頃、自転車で道路に飛び出し、危うく車にひかれそうになったことがあり・・・きっと天国のおじいちゃんが守ってくれたんだね〜と、母としみじみ語り合ったことがあります。

きっと、誰にでも、守ってくれる天使のような存在がいてくれるんじゃないかな〜と、漠然と感じていたので、この絵本を読んで、ああやっぱり!と思いました。

あとがきを読んで、『天使でもどうにもできないことがある』という部分に、ああ確かに・・・と、心が痛みました。

ほのぼのとした絵、短い文章、決して本文中に難しいことは書かれてないけれど、深い部分まで理解できるのは、高学年以上〜大人向けでしょうか?!

でも、小さい子でも、小さい子なりに、感じるところがある良質な絵本だと思います。
参考になりました。 0人

★5  大うけ!!! 投稿日:2008/03/13
ひまわりママ♪さん 30代・ママ・香川県  女の子11歳、男の子8歳
いっぽんばしわたる one more
いっぽんばしわたる one more 作・絵: 五味 太郎
出版社: 絵本館
これは、どっちかというと…大人向けなのかな?って思いましたが、本当に面白い本です♪

することといえば…
「いっぽんばしをわたる」ただそれだけなのに…。

前作は、大体が動物さんたちだったのが、
今回は全部『人間』。

なので、
「わたしが さいしょに やりまーす!!」と、女の子がにっこり笑って渡ります。

次は、おじさまが
”石橋をたたいてわたる”を、ふっと思い出しながら…

やけのわからない独り言(これが以外に面白い!)を言いながら、渡る人もあれば…

橋の長さを、自分の足のサイズで測ろうとしたり…
(途中で後悔してもf^^;)


生まれたときから『いっぽんばし わたるクン(一本橋 渉)』と言う人が、渡ったり!
(そりゃ、生まれた時に名前はすでに決まってるし!!!)


最後には、ちゃんとオチがあって、
例のヤツが元気に登場して・・・

後は、手にした人のお楽しみですかね♪

本当、電車の中で読むと、恥ずかしいかも(*^^*)
参考になりました。 0人

★5  伝えたい事 投稿日:2008/03/04
ねーねーさん 30代・ママ・山口県  女の子13歳、女の子12歳
おかあさんはね、
おかあさんはね、 作: 村上 淳子
絵: 森谷 明子

出版社: ポプラ社
卒業を控えた6年生のクラスで読み聞かせをした。
あなたたちのお母さんも、きっとこの本のお母さんのように苦労し、痛い思いをし、病気になっても薬も飲まず、大変な思いをしてあなたたちをこの世に送り出したこと、生まれた後もどんなに愛おしく思い育てているかという事を感じて欲しくて・・・

伝えたい事をちゃんと伝えることも大事だと思う
お母さんの立場の私も、わが子にあなたたちがどんなに大切なのか折々に伝えていきたい

それがまた次の世代に伝えられていく事を願っている。
参考になりました。 0人

★5  高学年でも 投稿日:2007/11/12
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子8歳
ベトちゃんドクちゃんからのてがみ
ベトちゃんドクちゃんからのてがみ 作: 松谷 みよ子
絵: 井口文秀

出版社: 童心社
小さい子向けの文体となっていますが、
私は高学年でも読んでみようと思います。
「どうして ぼくたちだけが みんなと ちがうの?
どうして ぼくたちだけが じゆうに あるけないの?
うごけないの? おしえてー」
自分がそう聞かれたらと思うと暗澹たる気持ちになります。
昨年のドク君の結婚と、この秋ベト君が亡くなったこと・・・
日本では少しだけ報道されました。
枯れ葉剤を積んだ飛行機はどこから飛んでいったのか、
私たちは何をしたのか、そして何をしなかったのか。
16年前に出されたこの地味な絵本が、
今も静かに問いかけています。
参考になりました。 0人

★5  色に癒されます 投稿日:2007/11/12
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子8歳
干し柿
干し柿 文・写真: 西村 豊
出版社: あかね書房
近年、広島の知人から渋柿を送ってもらい、
釧路のホッケやサンマと物々交換しています。
「えっ?干してないやつ?!」と言われましたが、
剥いて、しばって、吊して、ながめて、さわって、
まだかな〜まだかな〜・・・・と、
出来上がるまでが親子で楽しいのです!
あげちゃったりするので、スカスカの縄のれん程度の
干し柿ですが、釧路の秋は天候がいいのでカビないし、
私はながめてるだけでなぜか癒されます。
そんな干し柿の魅力がいっぱいつまった写真絵本。
まあー見事!!
寒いと渋くなるのは初めて知りました。
実は地元の絵本やさんが発信源。
干し柿隊が静かに増えているのでした。
参考になりました。 0人

★5  わかりたい 投稿日:2007/10/01
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子8歳
オチツケオチツケこうたオチツケ−こうたはADHD
オチツケオチツケこうたオチツケ−こうたはADHD 作: さとうとしなお
絵: みやもとただお

出版社: 岩崎書店
ADHDを抱える子とお母さんのお話。
「早回しのビデオみたい」な感覚や、
「ブレーキのききにくい車」など、
想像しやすい表現で書かれているので、
大人にも子供にも読んでもらいたい。
本人や親の育て方のせいではないのに、
無理解が偏見や差別感情を生んでしまいます。
一番苦しいのは当事者なのに。
何もできないかもしれないけど、
わかろうとしていたい、と思います。
参考になりました。 1人

★5  思いがけず・・・グッときた 投稿日:2007/09/08
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子8歳
こくはくします
こくはくします 作: もとした いづみ
絵: のぶみ

出版社: くもん出版
「幼稚園児が告白なんて、けしからん!」なんて言わないでね。
彼女の気持ちが素直でピュアで・・・グッときてしまいます。
決行する日のための洋服選びもかわいい。
結局、相手の好きな色の服を選んだんじゃないかな?
まあ・・・わが家にはありえない文化なので、
とってもうらやましい気持ちにもなりました、ハイ。
なぜか、日ごろ忘れてる何かを思い起こしそうにもなる。
高学年で読んでみようかな!
参考になりました。 0人

★5  小さな愛おしい命 投稿日:2007/06/27
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道  男の子11歳、男の子8歳
貝の子プチキュー
貝の子プチキュー 作: 茨木のり子
絵: 山内 ふじ江

出版社: 福音館書店
友人が高学年へ作者の詩とともに読んでいた本。
借りてきて読んでみました。
変な感想ですが・・・・
茶碗の中の、この米つぶも、納豆のひとつぶひとつぶも、
みんなプチキューなんだよなぁ〜・・・
と思ってしまいました。
そして、私もみんなも、たぶん宇宙の中のプチキューなんだよなぁ〜。
子どもは子どもなりに、大人は大人なりに読むでしょう。
絵の青色の多彩さなども、大変見応えがありました。
参考になりました。 0人

★5  地球上のやさしくふりそそぐおひさま 投稿日:2007/06/19
ぶるーくれまちすさん 40代・ママ・埼玉県  男の子12歳、男の子8歳
あさの絵本
あさの絵本 作: 谷川 俊太郎
写真: 吉村 和敏

出版社: アリス館
人工の音のない朝。
悲しい人にも、忙しいありんこにも太陽は平等。
元気にする光をやさしくふりそそいでいる。
大きくて暖かさに満ちた安心感を得る事ができる絵本です。
写真だから表現できる静かな朝です。
余計な文はいらない、谷川俊太郎さんだからできるシンプルな詩、それが静けさを引き立てています。
参考になりました。 0人

★5  ミステリー?と思ったら・・・。 投稿日:2005/12/04
まなみさん 30代・ママ・静岡県  女の子10歳、男の子8歳
ふしぎなおきゃく
ふしぎなおきゃく 作: 肥田 美代子
絵: 岡本 颯子

出版社: ひさかたチャイルド
なんだか心の温まるお話でした。
岡本颯子さんの絵のラーメン屋さんは懐かしさを感じます。
らーめんやのけんさんが、らーめんを食べ残して帰ってしまうお客さんを追いかけて、山の中でみつけるラーメン屋さん。ここで、二人の子供だけでなく、夫もあーっと声を上げていました。小学校で何度か読み聞かせしたのですが、高学年の子も、お話に引き込まれて、聞いています。
年代を問わず楽しめる本だと思います。
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★5  こんな授業、受けてみたいな。 投稿日:2005/11/22
まなみさん 30代・ママ・静岡県  女の子10歳、男の子8歳
ふつうに学校にいくふつうの日
ふつうに学校にいくふつうの日 作: コリン・マクノートン
絵: きたむら さとし
訳: 柴田元幸

出版社: 小峰書店
音楽をきいて、頭のなかに絵を思いうかべる。思いうかべたことをことばでかく。ひとつの音楽を聴いても、思いうかぶものはひとりひとり違います。主人公のふつうの男の子が思い浮かべる、ぜんぜんふつうではない世界の絵が楽しいです。ほかのこたちのお話ももちろん楽しい。
この本を読んで、こんな授業を受けてみたかったなと思ってしまいました。
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