雪は、こんな風にして作られるのですね。
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投稿日:2008/05/16 |
おしんさん 40代・ママ・鹿児島県 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳
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湖の小屋に住むふたりの子どもの仕事は、雪を降らせることでした。湖にこぼれた星くずを集め、森の奥にあるこけをほんのひとつまみ、そして他の材料をお鍋に入れて…
どんな風にして、空から降ってくるのか、とっても夢があります。そして、何よりも、そんな特別な朝に気づくことができるのは、子どもたちなんですね。
寒くて、時には人々を困らせる雪ですが、こんな風にして作られて、降ってくることを考えると幸せな気持ちになります。
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離れていても 愛は同じ。
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投稿日:2008/05/23 |
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
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他の方のレビューを読んで興味を持ち、早速図書館から借りてきましたが、読み終えても涙がこみ上げてきました。
たぶん、何度読んでも同じように泣いてしまいそうなので、子供への読み聞かせは出来そうにありません。
子供を一日 父親に会わせるだけなのに、その子供を引き渡す時ですら顔を合わせようとしない(出来ない)両親が、この先関係を修復できるようになるとは思えなく・・、今後ティム少年がパパと暮らせる日は来そうにないですね。
ティム少年の ママに対する気持ちの描写は何処にも描かれていないけれど、
「パパの事は大好き。でも、僕は男の子だからママを守るんだ。まかせといてよ、パパ」
って思っていそうな、そんな雰囲気を感じました。
離れていても 愛する気持ちは変わらない。ならば、切なくても不幸じゃないですよね。
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宝物になるといいな★
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投稿日:2008/05/23 |
SeeMooさん 20代・ママ・東京都 女の子0歳
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大人むけの絵本を探していて、友人にプレゼントをした絵本。
とても薄い紙が重なり合っている絵本なので、次のページの絵が透けて見えます。
その繊細な本の作りと、素敵な言葉が絶妙に合っています。
私は、出産祝いに友達にプレゼントしました。
出産を終え、お疲れ様という気持ちと、これから子育てで多忙になるけれど、この絵本で少しでも女の子としての自分の時間を持ってくれればなぁと思って贈りました。
そして、とても喜んでくれました。彼女の家にはこの絵本がインテリアとしても飾られていたので、贈った自分もうれしくなった絵本です。
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お父さんの魅力
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投稿日:2008/05/16 |
なびころさん 20代・ママ・愛知県 女の子1歳
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お父さんの魅力を十分に感じられる絵本でした。お父さんだからこそ!と思いました。豹のお父さんが好きです。豹というと怖いイメージがあるけれど、この御父さんは飾り気がなくありのままな所がいいなと思いました。蛸のお父さんも自分自身がまずは楽しんでしまっている所が素敵でした。子育てのコツをこの絵本から教わった気がしました。この絵本のお父さんたちのようにまずは自分が楽しまなくては!と思いました。
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美しく切ない兄弟愛
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投稿日:2008/05/18 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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私は絵画にあまりくわしくないのですが、ゴッホの絵は何枚か見たことがあります。心がなごむというよりは、迫力のある絵だなという感じがしました。
ゴッホは人一倍、人から理解されることを望んだ、と弟のテオは言っています。けれどいろいろなエピソードを読むと、やはり近寄りがたいなという感じがします。そのゴッホを理解して支え続けたテオの兄弟愛はすごいなと思いました。
ゴッホの心象風景のような絵が、美しく切ないです。
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青いスカーフなので、青ずきんちゃん?
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投稿日:2008/04/20 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳
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詳しいことは、書いてありませんでした。なので、はっきりしたことはわかりませんが、副題に書いてある通り、ベースはしっかり「あかずきんちゃん」でした。そこにアフリカ風のスパイスを入れて作られたお話という印象です。
舞台はアフリカです。主人公サルマはおしゃれがしたくなるお年ごろにさしかかった10歳くらいではないでしょうか?
大好きなおばあちゃんに頼まれて、町へ買い物に行った帰り、荷物があまりに重たくて、「絶対に知らない人と話してはいけないよ」というおばあちゃんの忠告を忘れて、いかがわしい通りで声をかけられたいぬ(擬人化されています)の話にまんまとのせられ…。
出てくる登場人物みんなが、個性的で、面白いキャラクターたちでした。
特にサルマから、荷物や衣装を取り上げたいぬは、サルマになりきって訪ねていった、おばあちゃんとのやり取りが、イラストも含め面白かったです。
おばあちゃんには、いくら目が悪くても自分のかわいい孫の輪郭ぐらいは、見極めてほしかった。まぁ、それを言ってしまったら、物語はちっとも面白くないんですけどね。
また、衣装や小道具が、いかにもアフリカらしくてよかったです。
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面白い!
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投稿日:2008/05/24 |
たまっこママさん 40代・ママ・三重県 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
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まず、『ぶす』というタイトルから興味が湧きました。
狂言えほんと表紙にも書かれていたので、いったいどんなお話か興味津々で読ませてもらいました。
期待通りの楽しいお話で、確か『一休さん』にも似たようなとんち話があったように思います。
主人の留守中の出来事で、たろうとじろうの二人の言葉の掛け合いも面白く、話の内容をより一層盛り上げている感じがしました。
是非、小学校の読み聞かせでも読んでみたいと思います。
大受け間違いなし!
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にせのほうがインパクトあり
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投稿日:2008/05/20 |
おるがんさん 40代・ママ・高知県 女の子、男の子
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本物のことわざのパロディがおかしくて、荒井さんの絵も笑えます。
でも、本物のことわざも結構おもしろい表現なんですよね。
本物もにせものに負けないくらいおもしろいと、この絵本で感じました。
「ほんとはね」と本物のことわざを解説してあるとことがいいです。
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心温まるお話
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投稿日:2008/05/20 |
おしんさん 40代・ママ・鹿児島県 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳
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犬を飼うことができないとわかっているシンディ、でも雨の中で出会った子犬を家に連れて帰ります。一度は保健所へ連れていかれるのですが、シンディは、何とかして、子犬の元へ行こうとします。やっとたどり着いた保健所に、子犬はもういませんでした。
そして、そんなシンディのもとに届いた知らせとは・・・
心癒してくれるものの存在、人の心の温かさが伝わってきます。犬の存在が、人にとって果たしてくれる役割に改めて気付かされ、そして、優しいタッチの絵、独特な描き方に見るだけで、心が癒されることでしょう。ついつい、触ってみたくなります。
そして、何よりも、この本の訳者は、鹿児島在住のダウン症の女性。人が持つ可能性の大きさにも気付かさせてくれる一冊です。
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長さんワールドにいらっしゃい☆
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投稿日:2008/04/22 |
☆だ〜なさん 20代・ママ・埼玉県 男の子1歳
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長新太さんファンにおススメしたい1冊です☆
読んでいると力が抜けてしまう。
なんだか癒されたりもする。
長さんの作品を読むたびに、【長さんの頭の中はどんな風になっているんだろう??】なんて思うのですが、、、
長さんの弱音も仕事に対する思いもお茶目な部分もいっぱい詰まっているこの日記。
長さんの頭の中を覗いているような感覚になります。
絵日記になっているので絵も楽しめるのではないでしょうか・・・☆
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絶対お薦めの宇宙冒険ストーリー!
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投稿日:2008/05/23 |
はなしんさん 40代・ママ・福島県 女の子10歳、男の子8歳
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5年生の娘は、本のぶ厚さを見て、読むことを躊躇してしまった。実に、もったいない話だ。
この本は、世にも有名なホーキング博士と、その娘さんによって書かれた素晴らしい作品です。今まで、そんな立派な博士の執筆された本など、恐れ多くて私も手に取ることすらありませんでしたが、この本は、児童向けというので、ならばと読んでみました。
読んでみて、その面白さに驚嘆です。
児童書にしておくのは、もったいないけれど、絶対に小学生高学年位からがお薦めしたい年代です。
勿論、大人まで充分堪能できる飽きさせないストーリー展開です。
誰にでもわかる噛み砕いた説明が、乏しい知識を満たしてくれます。そして、美しい宇宙の写真にうっとり。そんなページが絶妙なタイミングで織り込まれていて、好奇心の目を開かせてくれます。
私のような全くの宇宙音痴でも、あっという間に引き込まれてしまう、宇宙冒険ストーリーなのです。私は、宇宙の魅力を堪能させてくれる、このような児童文学を読んだのは、初めてです。
皆さんも、読みながら時々目を閉じて、主人公と一緒に宇宙遊泳を楽しんでみませんか。
私は、絶対に、少し間をおいて、この本を娘に薦めなおします。だって、読まなきゃ損だもの!
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読み終わってじーんとします
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投稿日:2008/05/20 |
おるがんさん 40代・ママ・高知県 女の子、男の子
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ウイリアムが拾った子猫を警察に届くに行くと、三人の人が捜していました。
人の心をつかむ子猫なんですね。
捜していた人たちが、子猫を譲ってくれて、ウイリアムは大事にします。
1年の子猫の様子がとてもいいです。
のびのびと暮らしている様子が想像できます。
そして思いがけないことが起きます。
子猫を譲ってくれた人たちに御礼ができました。
なんとも素敵なラストです。
最後の「ウイリアムもとってもしあわせでした」の文がじーんとします。
読み終わって、とても満足感のあるおはなしです。
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色だけで、こんな世界もできるんだ。
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投稿日:2008/05/16 |
おしんさん 40代・ママ・鹿児島県 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳
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あおくんときいろちゃん、それぞれ、おとうさんとおかあさんと暮らしています。ふたりは、外で元気いっぱい遊んだり、学校に行ったりします。ある日、あおくんは、おかあさんにお留守番を頼まれるのですが、きいろちゃんのところに遊びに行きます。そこでふたりはどうなってしまうのでしょう。
なんとも不思議な絵の世界。色だけで表しているのです。でも、その形、その動きで、伝わってくるものがあるから不思議です。色の勉強になります。たとえ、文字が読めなくても、新しいお話の世界ができそうな、そんな一冊です。
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さみしい
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投稿日:2008/05/23 |
PDさん 30代・ママ・兵庫県 男の子8歳
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絵が素敵で、引き込まれるように読み進めました。
でもどうしてもラストが納得いかない。
別に悪い終わり方を決定付けたわけではないけれど、かと言って良い方向へ進む希望もあまり感じられないのですよね・・・
単純に、子供には見せたくないと思いました。だからこの評価。
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飾っています
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投稿日:2008/05/23 |
10月さん 30代・ママ・東京都 男の子3歳
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自分が子どもの頃読んでいた「あおくんときいろちゃん」
こどもだった自分によって、あおくんときいろちゃんのそれぞれに
鉛筆で目と口が描き加えられています。
この本は、内容はもちろんのこと、全てが魅力的で。
カバーを外した本の装丁もシックでたたずまいが素晴らしいのです。
外側はシックで中はカラフル・・この対比・バランスが完璧!
この本が大好きな私は、今では閉じたまま飾ったり、
いろんなページを開いて机の上に飾ったり。
とてもだいじにしています。
いつ見ても色彩がとても美しいなぁと感じるのです。
内容は、黄色と青が重なると緑になるんだなぁ、とか。
いろんな個性があって、みんな違ってていいんだ・・とか。
うちのこじゃないわ・・と言われて淋しく心細い気分や
ぶじに親子再会できたときの嬉しさ安堵感・・・
・・このシンプルな中にとても豊かなものがたくさん
詰まっています。
とってもおすすめです。
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発見が尽きない絵本
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投稿日:2008/05/22 |
すずらんぷさん 30代・ママ・大阪府 女の子11歳、女の子9歳
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一度目に読んだときよりも二度目、二度目より三度目‥と繰り返し読むたびに、新たな発見があり、どんどんこの作品の魅力に惹かれていく感じがします。声に出して読むととてもリズムがよく、絵をじっくり見るとすごくいろいろなものが自由に、おおらかに描きこまれているのがわかります。
曇りの時は小さい音、雨の時は隠れているけれど、しばらくするとまた晴れて、太陽は姿を現し、たいようオルガンの音はどんどん大きくなります。
私達も誰かに見守られながら生きているのかなぁ…なんて考えさせられる絵本でもありました。
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満足げなきつねの顔か印象的。
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投稿日:2008/05/19 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳
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あまんさんの作品は教科書に採用されているものも多く、大人も子供も名前を知っている人は多いと思います。
このお話は、腹ぺこのきつねが、痩せたひよこを太らせてから食べてしまおうと、飼いならすのですが、そのひよこがあまりに純粋にきつねを褒めたたえるので、どんどん情にほだされていってしまい…、そして最後は少し悲しいことが起こります。
でも、最期の満足げなきつねの顔を見るとこういう生き方もまた素敵だなって、思わずにはいられませんでした。
学校の読み聞かせボランティアに新しく登録してくれた方々に、先日紹介してみました。
ほかのお話同様、優しく、心温まる内容で、年齢はあまり関係ない気がします。
ただ、生き物の生死についてある程度想像ができる年頃になってから、読んであげると、この本の素晴らしさがよくわかるのではないでしょうか?
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お父さんと男の子の素敵な関係
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投稿日:2008/05/22 |
すずらんぷさん 30代・ママ・大阪府 女の子11歳、女の子9歳
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汽車に乗って長い間仕事に出かけるお父さん。お父さんを待つ「ぼく」と犬のワンダはお父さんがいない間、おもちゃ屋さんに飾ってある汽車の模型を毎日のように見に行きます。「ぼく」はこの汽車を通じてお父さんのことを思い出し、お父さんの乗っている汽車とこの汽車を重ねているのですね。
とても静かなお話しなのですが、男の子がお父さんを大好きなことが文章から伝わってきて、とても好感の持てる作品です。
どっしりと落ち着いた絵の雰囲気も、とてもお話しに合っていると感じました。汽車は売れてしまったけれど、帰って来たお父さんからのお土産は、男の子にとって最高のもの。この点については文章にはまったく書かれず、絵のみで表現されているのですね。
寒い冬のお話しですが、とても暖かな雰囲気の絵本です。
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素敵なおとうさんとおかあさん
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投稿日:2008/05/20 |
おるがんさん 40代・ママ・高知県 女の子、男の子
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赤ちゃんの妹にやきもちを焼いて、家出をしてしまうフランシス。
でも、場所は食堂のテーブルの下です。
だから、おとうさんとおかあさんはフランシスが聞こえていることを前提にはなしをします。
その内容が素敵なのです。
自分がいないときに、自分のことを話しているときは、本当のこと言っていると思います。
フランシスの心も解かされていきます。
あたたかい家族愛を感じました。
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いつも近くにいるんだね
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投稿日:2008/05/15 |
おしんさん 40代・ママ・鹿児島県 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳
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ねこさんがお部屋で本を読んでいると、へびくんも、すぐ近くで本を読んでいます。でも、体が大きいので、ちょっと邪魔です。絵を描こうとすると、やっぱりへびくんも絵を描いています。そして、ねこさんが行く所、何かしようとする所に必ず現れるへびくん、ついつい「どいてよ。」と言ってしまいます。
でも、そんなへび君に対して、猫さんは違うことを言った時がありました。さあ、なんて言ったでしょうか。
大きな大きなへび君の存在、そして着ているもの、なかなかユニークです。絵が単純、繰り返しの中で、たくさん楽しむことができるはずです。
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