のりもの好きな子大集合!
絵本紹介
2023.02.28
みどころ
幼稚園のお迎えはいつもおばあちゃん。ぼくはおばあちゃんと一緒に家の近くまで電車に乗って帰ります。電車は好きだけれど、おばあちゃんとはあまり乗りたくない。だって、3秒で寝るし、よだれ垂らすし、いびきをかくし。いつも降りるはずの駅でちゃんと降りられるのか、ぼくは不安でたまらないのです。
どんなにぐっすり眠っていても、今まで降りる駅を間違えたことのないおばあちゃん。でもその日は、いつもなら起きる頃になっても、おばあちゃんが起きません! あせったぼくは、大騒ぎしたり、泣いてみたり、祈ってみたり、おばあちゃんを起こそうと頑張ります。
作者は高畠じゅん子さん。『まじょがかぜをひいたらね』(理論社)や『ブービーとすべりだい』(講談社)など、絵本の文章の担い手として多くの作品を執筆されています。こちらの作品は高畠さんが絵まですべて手がけた作品。ユーモラスであたたかく、親しみやすいイラストで楽しませてくれます。おばあちゃんの豪快な寝顔も必見ですよ。
さて、電車の中では、武術を操るおじさんや、王子さままで現れて大騒動。はたして、ぼくとおばあちゃんは無事に電車を降りることができるでしょうか?ぼくと一緒にハラハラドキドキしながら、おはなしを楽しんでくださいね。
この書籍を作った人
この絵本を子供に読むと、うちのおばあちゃんと一緒だね。と言う言葉が帰って来ました。うちのおばあちゃんも電車に乗ると直ぐ眠ってしまう癖?が有るからです。ガタンゴトンと揺られると気持ちが良くなってしまうのか、電車の中の程良い温度も気持ちが良いし。。うちの子は本当のおばあちゃんに照らし合わせて大うけしていました。
この絵本では、いつも起きるおばあちゃんが起きてくれないという事からあれこれ色々とおばあちゃんを起こす作戦が始まりますが、それがまた面白くて笑えます。
確かに起きてくれないと困りますもんね。確かに焦ります。 子供なりに色々考えてあれやこれや。。。 笑いとワクワクと色々味わえて楽しい1冊になっています。
電車がテーマなので良く有るかもしれない事として、電車でお出かけする時はもし誰かが眠ってしまったら、どうやって起こそうか。。なんてこの絵本を参考にしても。
色々子供達と会話が膨らむ楽しい1冊でした。うちもまたおばあちゃんと電車でお出かけしてみたくなりました。よだれまでは無いけれど、頭をコクンコクンと揺らしながら本気で眠るおばあちゃん(たまにはいびきもかいてしまううちのおばあちゃん)を相当思い出して大笑い出来て楽しかったです。おばあちゃんに読んであげたらきっと物凄く大笑いするかも。
家族みんなで楽しめるのでおすすめですよ。
(ピンクちゃんさん)
あるある楽しい帰り道
いつもお迎えに来てくれるおばあちゃん。電車での帰り道は、おばあちゃんの居眠りタイム。 ちゃんと起きてくれるかなあ。ぼくのドキドキをよそに、おばあちゃんは降りる駅が近づくと、 いつもちゃんと眼を覚まします。でも、今日は…。
大変!おばあちゃん起きてよー!! おばあちゃんを起こすため、いろんな人に手伝ってもらって、あの手この手で頑張るぼく。 でも、でも、なんで起きてくれないのー!
焦りまくるぼくの気持ちが伝わって、手に汗握ります。 なんたって、あの手この手が楽しいー!どんなあの手この手なのかは読んでのお楽しみ。 そして最後は…笑笑
微笑ましくて楽しい、いねむりおばあちゃんとぼくのおはなし。
(あさみーこさん)
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