ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
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絵本紹介
2023.08.25
いもとようこさんが描く、ふんわりやさしいタッチの動物たちが登場する『ともだちほしいなおおかみくん』は、「人を見た目で判断しない」というメッセージを持つ教訓話です。
本当はみんなと遊びたいのに、「怖がられるから」と隠れて、いつもひとりぼっちのおおかみくん……。子どもたちは「だれかおおかみくんを仲間に入れてあげて」とドキドキしながら、物語の世界に引き込まれることでしょう。絵本ナビブランニュープラチナブックは、絵本ナビプラチナブックに新たに加わった絵本を読者のレビューとともに紹介します。
出版社からの内容紹介
ほんとうは、とってもさみしがりやでやさしいのに、
森のどうぶつたちは、おおかみくんをこわがって、あそんでくれません……。
この書籍を作った人
瀬戸市はちまん園長、聖心女子大学講師を経て、現在、乳幼児教育研究所所長。幼児教育学を教えるとともに、NHK教育番組への作詞・作曲の提供、また、絵本からオペレッタへという保育活動の実践指導に力を注ぐ。
この書籍を作った人
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、教員生活を経て絵本の世界に入り、独自のはり絵の手法を用いて、繊細で心温まる世界を展開している。『ねこのえほん』(講談社)『そばのはながさいたひ』(佼成出版社)で2年連続でボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞。『いもとようこ うたの絵本T』(講談社)で同グラフィック賞受賞。
人を見た目で判断しない
本当は優しいのに、見た目が怖いせいで、
お友達ができないおおかみくんの物語。
人を見た目で判断してはいけないんだよ、というメッセージ性が強すぎる感じもしましたが、子どもたちに伝えたい素敵なお話です。
いもとようこさんの柔らかい絵もとても良かったです。
(tori.madamさん)
やさしいオオカミ
げんき森の元気もりもりのおおかみくん。絵本の世界では悪役で有名?のオオカミですが、この本のオオカミは怖くないし意地悪でもありません。
みんなと一緒に、お友だちと一緒に遊びたいだけなのです。
でもやっぱり動物たちはみんな、オオカミって怖い。
一緒に遊びたいって気持ちと、おおかみくんの優しさが伝わるまでは、ちょっと心配でしたが、最後はみんな仲良し、元気に遊べてほっとしました。
いもとようこさんが描く動物たちはかわいくて大好きです。
(おうさまさん)
ブランニュープラチナブックとは……?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、2000万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。