三匹の蛙はライバルで友達
作: 宮沢 賢治 / 絵: 松成 真理子
「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形いなるね。」「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思わせね。」−などと話しながら、なかよく雲見をしていた三匹の蛙たちが、その後、人間界で流行るというゴム靴をめぐって、どんなことになったか・・・・・・。
どこまでもみずみずしく、そして、どこかおかし味が醸し出される宮沢賢治の蛙たちの話を、松成真理子がいきいきと、味わい深く鮮やかに水彩画で描いた作品。
3コメント
ミキハウスさんの絵本で初めて知った作品です。
宮沢賢治って、こんな面白いお話も書いていたんですね!
なんだかとても人間臭い蛙たちで、「あるある!」と思いながら読みました。
松成真理子さんの描く水彩の挿絵は、透明感があって大好きです!
賢治の新たな魅力を再発見出来る1冊です。
MYHOUSEさん
カラフルな絵と、細部にまでこだわったたくさんの蛙たちがかわいくて気になります。
絵のタッチが優しくて癒されます♪
#宮沢賢治
はるたろーさん
大好きな松成真理子さんが絵を描かれているので、手にとってみたところ、なんとも面白いお話で「こんな作品もあったんだ!」と驚きました。色鮮やかで、キレイな作品です! #宮沢賢治
まりももよさん