摩訶不思議なある夜の出来事
作: 宮沢 賢治 / 絵: 竹内 通雅
ドッテテドッテテ、ドッテテド ドッテテドッテテ、ドッテテド でんしんばしらが歩きだす。黄色い顔の電気総長がやってくる。恭一が遭遇した奇妙きてれつ不思議な夜---。宮沢賢治の生前に唯一出版された童話集「注文の多い料理店」に収録の、「鉄道線路で虹や月光からもらってきた」珠玉の一篇を、竹内通雅が力強く描く絵本。
7コメント
#宮沢賢治
インパクトのある絵が印象的です。
かつかつかっちゃんさん
日本各地に電気が普及し始めた時代、賢治の電気に対する印象は、行進する電信柱だったのでしょうか。
そして、電化されていないけど、瞬間的に電気がつく汽車!
鉄道マニアの方にもおすすめの絵本かも?!
#宮沢賢治
みいのさん
息子が5歳の時に何度も読まされました。
不思議な世界観と電信柱のドッテテの響きが大好きで替え歌を作って歌っていました。
知らない単語は最後に説明文が書いてあって息子の疑問にも直ぐに対応出来ました。
テンポの良い文章で長い物語も一気に読めた一冊でした。
こたつ猫さん
はじめてみたときの衝撃が忘れられない!!絵がとってもいいです。
#宮沢賢治
マメミックスさん
宮沢賢治作品の中で、個人的にこの話が1番心に残っています。風景を想像するとすごくドキドキするんです。竹内通雅さんの描く電信柱の行進の絵がイメージにぴったり!しびれます。
#宮沢賢治
飛ぶ本棚さん
迫力のあるダイナミックな絵と「ドッテテ〜」などのリズミカルな文章がマッチして、不思議な魅力を醸し出します。想像しただけでその光景が目に浮かび、おもしろい。五感に訴えられる絵本です。
#宮沢賢治
トゥリーハウスさん
宮沢賢治の作品が大好きになったキッカケの本!電信柱が、兵隊に化け、ドッテテドッテテ ドッテテド!と、軍歌に合わせ行進すると、妄想した宮沢賢治は、凄く面白い人、癖があり好き!宮沢賢治さんが生きた時代、電気が開通!線路脇に、電柱がたーくさん、ゾロゾロと立ち並び、村町が賑わったのカナ☆
ふみえさんさん