お手紙って、ステキですよね。
何せ、話言葉と違って、すうっと空気に溶けていきません。
メールのように、容量や、字数なんかを気にしなくていいし。
いつまでも、いつまでも、とっておけるのが、いいな。
でも、自分が書くほうだと、ホントはちとやっかい。
PCでぱちぱちするより、字を書くって、ずいぶんゆっくりだから、
あ、ここんとこの言葉はなんだかヘンだ、なんて冷静に考える時間があります。
だから、なかなか先へすすまないし、手紙って、捨てない限り手元に残るから、
万が一、とっとかれる場合にそなえて、それにふさわしい大作にしないといけないかな?なんて思っちゃう…
でも、この絵本は、本当に手紙の楽しみを教えてくれる絵本です。
いろんな人や物にやってくる手紙たちのお話なのですが、
また、それぞれが五味さんの自筆で、
誰もがへへーと平伏するような達筆ではないのが(失礼!)
妙な安心感をもたらしてくれます。
大人は、クフフ、プププ…とほくそえんでしまうのですが、
うーん、これは4才の子供には難しい部分もあるかな?
でも、息子はお手紙ごっこが大好きなせいか、
読み聞かせのあとは、一人でも楽しんで読んでいました。
ちなみに、わたしの大好きなお手紙は、おおやま 屋根君への手紙と、
おおやま ポストさんへの手紙です。 (ルートビアさん 30代・ママ 男の子4歳)
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